里芋をもっとおいしく食べたい!押さえておきたい下ごしらえとアレンジレシピ5選

里芋をもっとおいしく食べたい!押さえておきたい下ごしらえとアレンジレシピ5選

ねっとりとした独特の食感が魅力の里芋。1年中出回っていますが、旬は10~12月の秋から冬にかけてです。おいしい季節はたくさん活用したいけど、ぬるぬると滑って皮がむきづらいなど、下処理が面倒…。また、煮物以外の料理が浮かばないという方もいるのでは?そこで今回は、里芋をおいしく食べるための下ごしらえとレシピをご紹介します!

おいしくするポイントは下ごしらえにアリ

里芋は水に濡れるとぬめりが出るので、皮をむく前は洗わないか、洗う場合は水分をしっかり拭き取って乾燥させましょう。

ぬめり取りの方法は、皮をむいてから塩をよく揉み込んで水で塩を洗い流す方法や、皮をむいてから下茹でする方法などがあります。

ちなみに我が家では、皮をむいた後、鍋に入れて水を注いで強火で沸騰させ、竹串がすーっと通るまで茹でています。

急いでいるときは塩揉みで、時間があるときは下茹でするなど、使い分けても良いかもしれませんね。

ぬめりを取らなくても調理できますが、煮物にすると煮汁がにごったり、煮ている最中に吹きこぼれやすくなったりします。また、ぬめりが取れると味が染み込みやすくなるので、ワンランク上のおいしさに仕上がりますよ。

煮物だけじゃない!里芋のおすすめレシピ

里芋ときのこのジャーマンポテト

ジャーマンポテトというとじゃがいもを使うのが定番ですが、里芋で作るのもおすすめ!

里芋は電子レンジで加熱した後、フライパンでカリッと香ばしく焼きます。旨みたっぷりのベーコンやしめじと合わせたら、塩胡椒とバターで味付けすれば出来上がり。

きれいな焼き色のついた里芋がとってもおいしそうですよね。塩味の効いたシンプルな味付けとも良く合って、思わずお箸が止まらなくなってしまうこと請け合いです。

豚バラ肉と里芋のコチュジャン煮

里芋の煮物というとお醤油ベースの和風味が定番ですが、たまにはコチュジャンを効かせた韓国風のピリ辛煮込みはいかが?

里芋と豚肉はとても相性が良く、一緒に煮込むことで里芋のとろみと豚肉の旨みが合わさってさらにおいしくなります。

旨辛味がしっかり染みて、ごはんにもお酒にもぴったり。ゆで卵も忘れずに加えたいですね!

里芋の味噌マヨチーズ焼き

里芋は蒸してから焼くと、表面はカリッと、中はもっちりホクホクな食感に。蒸す際は電子レンジを使えば簡単です。

こちらの「里芋の味噌マヨチーズ焼き」は、里芋を電子レンジで蒸した後に味噌とマヨネーズを合わせたものを塗り、チーズを散らしてオーブンで焼くだけ。

味噌󠄀とマヨネーズのコクが里芋のうま味を引き出して、ごはんにもお酒にも合うおいしさです。

味噌マヨをたっぷりと塗ってこんがり焼いたら、出来立てアツアツを召し上がれ。

里芋麻婆

定番のお豆腐を里芋に代えた「麻婆豆腐」ならぬ、「麻婆里芋」。

里芋は電子レンジで加熱してから、熱いうちに皮をむいて一口大に切ります。この際、里芋をキッチンペーパーで押さえて、トングや箸などでむくと熱くないそう。

あとはフライパンで炒めた豚ひき肉に加え、味付けをすれば出来上がりです。

ねっとりとした里芋に旨辛なひき肉が良く絡んで、食べ応えも抜群。ごはんにかけて丼にしてもいいですね。

⁡里芋とレンコンのミニコロッケ

里芋のコロッケは里芋の甘みとねっとりとした食感が魅力で、定番のじゃがいものコロッケとはひと味違うおいしさです。

こちらの「里芋とレンコンのミニコロッケ」は、レンコンの食感も楽しい一品。アンチョビとドライトマトの旨みを効かせて、薄口醤油で味付けしています。

作るのにちょっぴり手間はかかりますが、衣をつけるところまでまとめて作って冷凍しておけば、あとは揚げるだけ。ミニサイズがかわいくて、お弁当にもおすすめです。

おつまみとして楽しむなら、軽すぎず重すぎない辛口白ワインが相性ぴったり! 年末年始などのおうち飲みのお供にいかがでしょうか?