【青髪のテツ】「ふにゃふにゃ大根はパリッパリに超回復します♪」元通りか”それ以上”のハリツヤ肌に♡

【青髪のテツ】「ふにゃふにゃ大根はパリッパリに超回復します♪」元通りか”それ以上”のハリツヤ肌に♡

こんにちは、スーパー青果部・青髪のテツです。大根が安くておいしい季節ですが、丸一本買ったものの食べ切れず冷蔵庫に放置…なんてこともありますよね。大根を放置すると何が起こるか知ってますか?そう「ふにゃふにゃ」になっちゃいます(泣)。でも、諦めないで!今回紹介する裏ワザなら、買った時よりツヤツヤになるくらいに復活させられるんですよ。ちょうど、ふにゃふにゃ大根が1本あるので、さっそく試してみましょ~♪

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乾燥した場所に置いておくと、数日でこんなにふにゃふにゃのシワシワに…

わたしがお店で大根の鮮度チェックをしていると、年配のお客さんが「大根を冷蔵庫の奥にしまっていたんだけど、気がついたらわたしみたいにシワシワになってたから捨てちゃったのよね」と冗談混じりにお話ししてくれました。

多分同じような経験がある方も多いのではないでしょうか。でも、そのふにゃふにゃでシワシワになった大根、復活させられるかもしれませんよ。

というのも、大根がふにゃふにゃになるのは乾燥や呼吸による蒸散で大根自身の水分が抜けているだけなので、異臭がしたりカビたり腐ったりしていなければ、問題なく食べることができるんです。

実際に水分を戻してあげると元通り…いや、元通り以上にパツパツになるくらい見た目や食感が復活しますよ!さっそく、そのワザを紹介していきます。

ふにゃふにゃ大根を復活させる裏ワザ

1. 大根を1/3~1/2くらいにカットする。

大根の大きさによって、カットする比率を変えます。
大きな大根の場合は1/3くらいにカットする方が、しっかり水を吸ってくれます。
今回は1/3にカットしました。

2. 葉と先端の部分も少しカットする。

吸水を早めるため、葉と根の先端もカットしておきます。

3. ボウルなどに水を張って大根を浸ける。

4. 浮いてくる場合は重しをのせて、半日~1日浸けておく。

今回は比較のために、「葉元の1/3」と「根元の1/3」を水に浸け、「真ん中の1/3」は浸けませんでした。
浮いてこないように、お皿をかぶせました。

さあ、これから丸一日待ちます。いったいどうなるでしょうか!?

一日後…ふにゃふにゃのシワシワが見事復活!

葉元の1/3カット。左が吸水前、右が吸水後。全体的にシワが取れてハリが戻っている。

根元の1/3カット。左が吸水前、右が吸水後。こちらもシワがかなり取れて、ハリとツヤが出ている。

上が、水に浸ける前と浸けたあとのビフォーアフターの画像です。シワシワだった大根が水を吸ってパツパツに復活しました!
シワが減っただけでなく、硬さも復活しています。むしろ、買ったばかりよりも硬いくらいですよ。

もっとわかりやすく、吸水させなかった「真ん中の1/3」と一緒に並べてみました。
見てください、この太さの違いを!葉元と根元の1/3カットは、水を吸ってパンパンに膨らんでいます。

全然違うことが一目瞭然ですね!

サラダでシャキシャキとした食感を楽しみたいとか、野菜スティックでポリポリと食べたいという場合は、水に浸しておくだけで元の食感に戻るのでおすすめですよ。

ふにゃふにゃ大根と復活させた大根、食感を比較!

せっかくなので、ふにゃふにゃになった大根と、水に浸けてパリパリに戻した大根で、食感がどのくらい違うか試してみました。

①スティックサラダ

まずは、生食の比較です。左がふにゃふにゃの大根、右が吸水させた大根です。
ビジュアル、かなり違いますね(笑)。

ふにゃふにゃ大根の方は、スティックサラダにしても元気がなく、シナっとしています。食べてもみずみずしさがなく、なんだかお漬け物のような感覚。
無味の漬け物と考えればヘルシーだし、これはこれでありかも(笑)。ただ、スティックサラダなんだから食感を楽しみたいですよね。

一方、復活させた大根の方は、ビシっと背筋が伸びていて端正です。食べてみても、パリっとした食感が楽しく、とってもみずみずしい♪
昨日までふにゃふにゃだったとは思えませんよ。

②煮物

さて、お次は煮物にしてみます。
左が、ふにゃふにゃの大根を厚めのいちょう切りにしてつゆを加えたもの。右が、吸水させた大根です。

つゆは、水300mlに和風だしの素(顆粒・小さじ1)、しょうゆ(大さじ1)、みりん(小さじ2)を入れたものです。
これを、600Wのレンジで10分間加熱してみました。

加熱後、それぞれの大根をお皿に盛りつけました。

左がふにゃふにゃ大根、右が復活させた大根です。
左の方が明確にダシが染み込んでいますね

食べてみると、ふにゃふにゃだった大根の方は味が染みていて、柔らかくておいしい!
一方、復活させた大根は、まだまだ味が染みていない状態でした。

ふにゃふにゃになった大根は、水分が抜けているので、そのまま煮物にすることで簡単に味をシミシミにできることがわかりました。また、旨味が凝縮しているようにも感じられましたよ。
炒め物、漬け物にしてもおいしそうです。

一方、復活させた大根は、サラダなどにするには最適ですね。ただ、この方法は水分を吸わせるだけなので、鮮度が元通りになるわけではないのでご注意くださいね。

以上、大根を復活させる裏ワザでした。冷蔵庫で大根がふにゃふにゃになってしまっても捨てたりせず、水に浸けて復活させるか、そのまま煮物にするなどして、おいしく食べてくださいね!

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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