冬は、大根やれんこんなどの根菜がおいしい季節です。根菜といえば煮物が定番ですが、調理方法のレパートリーを増やしたいと思う方も多いのではないでしょうか。
カットや火入れの仕方により食感が異なる根菜も多く、さまざまなレシピを試すと買いすぎてしまった場合も飽きずに食べ切れます。
そこでこの記事では、根菜をおいしく食べられるレシピを3種類紹介します。
ボリューム満点!根菜と豚肉のグリル焼きのレシピ
れんこんやさつまいも、里芋などが中途半端に残ったときは、まとめてグリル焼きにするのがおすすめです。豚肉と一緒に焼くとボリュームが出て、おもてなし料理としてもgood!
オーブンにおまかせでおいしく仕上がるため、焦げや生焼けの心配もありません。味付けはシンプルに塩と黒こしょうのみにすると、根菜本来の旨味を堪能できますよ。
材料(4人分)
- 豚肩ロース肉(かたまり肉) 300g
- にんじん 1本(約150g)
- さつまいも 1/2本(約150g)
- 里芋 1個(約150g)
- れんこん 1節(約120g)
- プチトマト 6個
- オリーブオイル 大さじ1
- 塩 小さじ1
- 塩(下味用) 適量
- 粗びき黒こしょう 適量
- ローズマリー 4枝
作り方
1豚肩ロース肉は1cmの厚さに切り、大ぶりにカットして塩(下味用)と粗びき黒こしょうをふって下味をつけます。
2れんこんは皮をむいて1cmの厚さに輪切りにし、5分ほど水にさらしてアク抜きします。
3にんじんは皮をむいて、乱切りにします。
4さつまいもは皮付きのまま乱切りにし、5分ほど水にさらしてアク抜きします。
5里芋は皮をむき、乱切りにします。
6水切りしたれんこんとさつまいも、里芋、にんじんをまとめて耐熱ボウルに入れ、ふんわりラップをかけて電子レンジ600Wで4分加熱します。この後オーブンで焼くため、完全に火を通す必要はありません。
7耐熱容器にオーブンシートを敷きます。
8隙間ができないように、1、6とプチトマトを並べます。
9オリーブオイルと塩をふりかけ、ローズマリーを置きます。
10180度に予熱したオーブンで25分焼いたら、焦げと乾燥防止のためにアルミホイルをかけ、温度を160度に下げてさらに20分焼きます。
11いくつかの根菜に串を刺し、スッと通ったら完成です。
大量消費にもおすすめ!大根餅のレシピ
大根餅は、大根おろしに米粉や干しえびを混ぜて作る福島県の郷土料理です。中華の点心としても有名ですね。
もっちりとした食感で食べ応えがあり、小腹が空いたときの軽食にもおすすめ。大根を大量消費できるため、まるまる1本買ったときにも作ってみてください。
本来は米粉を加えることが多いですが、このレシピでは気軽に作れるように片栗粉と薄力粉を使用。甘辛いタレに絡める磯辺焼き風にしてみました。
材料(6個分)
- 大根 450g
- 桜えび 大さじ2
- 片栗粉 大さじ3
- 薄力粉 大さじ3
- 塩 ひとつまみ
- 醤油 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
- 酒 大さじ1
- みりん 小さじ1
- 海苔 お好みで
- トッピング(いくら、ハーブなど) お好みで
作り方
1大根は皮ごとすりおろし、軽く汁気をしぼります。
2桜えび、片栗粉、薄力粉、塩を加えて混ぜます。
36等分にし、平たく丸めます。
4フライパンに油(分量外)を入れて弱火で熱し、3をじっくり焼きます。焼き色がついたらひっくり返して、両面に焼き色をつけます。
5醤油、砂糖、酒、みりんを入れて中火にし、煮詰めながら絡めます。
6お好みで海苔を巻きます。
7皿に盛り付け、お好みでいくらやハーブなどをトッピングしたら完成です。
配信: hitotema