「年越しそば」と「年明けうどん」の違いは?
そばは他の麺類よりも切れやすいことから “今年1年の災厄を断ち切る” という意味で、大晦日の晩の年越し前に食べるのがよいとされています。
それに対してうどんは、他の麺類と比べ太くて長いことから、古来より “長寿を祈る縁起物” として食べられてきた慣習があり、純白で清楚な年明けうどんを年の初めに食べて、“その年の幸せを願う” という想いが込められているんだそう。
「年明けうどん」の始まりは、日本での小麦の使用量が減少したことが背景にあり、『さぬきうどん振興協議会』が2009年から始めたイベントなので、「年越しそば」や「お雑煮」などの日本の食文化とは異なることが、年越しそばとの大きな違いです!
年明けうどんは「純白のうどん+紅食材」で食べるのが一般的
年明けうどんは「純白のうどん+新春を祝う“紅”の食材」で食べる形式が一般的。おいしいアイデア満載な、おうちならではの年明けうどんをご紹介します!
オリーブオイルで香り豊かに
純白の讃岐うどんに新春を祝う紅の梅干しと白の大根おろし、小豆島産の新漬けオリーブをのせて。
仕上げに小豆島産のエキストラバージンオリーブオイルさっとひとまわしすることで、香りも味わいもぐーんと華やかに。
紅白うどんにいくらと大根おろしを添えて
おめでたい紅白のうどんに、紅のいくらと白の大根おろしをのせて。
かわいらしい羽子板のかまぼこで、よりお正月らしさを演出。盛り付けに使われている純白の器も素敵ですね。
お雑煮をアレンジ
新年をお祝いする正月料理に欠かせないお雑煮をアレンジして。
焼き餅、焼きえび、かまぼこ、椎茸、金時人参……、地域やご家庭によってさまざまな特徴があるお雑煮。具材も味わいもバリエーション豊かな年明けうどんが楽しめそうです。
かきたまうどん
ネギたっぷりのあっさりしたかき卵うどんは、正月明けは胃腸がお疲れ気味で……という方におすすめのアレンジレシピ。
さらっとしたとろみのかき卵あんで、体の芯からぽかぽかに。
すき焼ききしめん
前日のすき焼きときしめんを使って、年明けうどんに。
おせち作りで余った食材を活用したり、残り物をリメイクして楽しむのもいいですね。
配信: おうちごはん