保育園「フェニックスキッズ」で英語教育を強化、英語保育×プログラミング教育を実現

Funkitは、東京・宮崎・千葉で運営している保育園「フェニックスキッズ」とグループ会社のCURIOと共同で教育コンテンツの開発に取り組み、保育のノウハウを柔軟に取り入れたオリジナルプログラミング教育コンテンツ「Curio Screen」に「英語教育」を強化した。

日本の保育を学んだ外国人講師による生の英語レッスンを組み込むことにより、実際に幼児が1か月で効果を出しているといい、英語保育×プログラミング教育を実現している。

幼児期における英語教育の需要は高い

厚生労働省の「第9回21世紀出生児縦断調査(平成22年出生児)の概況」によれば、男女別の習い事として共に英会話は5位(複数回答、男児:16.4%、女児:21.0%)と人気が高いことがわかる。

特に近年では、早期からの英語教育に需要の高まりを反映するかのように、英国の名門校が上陸するなど国内でインターナショナルスクールが空前の開校ラッシュを迎えている。また、英会話の教材や、オンラインで自宅学習ができるような英会話スクール市場の拡大も顕著だ。

保育園でも英語教育を行っている園は増加傾向にあるが、「週1」や「月1」などと、決して「頻繁」とはいえないのが実体。また、そういった英語講師は英語を教えることはできても「保育」「発達」を専門的に学んだことのない人がほとんどだという。

たったの1か月で幼児でも効果が現れた英語教育方法

Funkitの保育園では、こうした英語需要に応えるように、有資格の質の高い外国人講師の採用を行い、社内でも定期的な教育を実施。さらに、保育所保育指針に則った「日本の保育」に沿ったカリキュラムの作成を行っている。

2023年11月よりカリキュラムの強化を行った結果、1か月足らずで3歳未満児でも英語の発語が増えており、自然と受け入れ始める様子が見られているそう。朝の挨拶を日本人の先生には日本語で、英語の先生には英語で使い分ける姿も見られるという。

1か月から身につく同園独自の英語教育について具体的に効果があったと思われる現象には、「最初は抵抗のあった外国人講師に対しての抵抗感がなくなってきた」「自然と日本語以外を受け入れるようになってきて英語での発語も増えた」「使い分けが難しい『R』や『L』の発音や『th』など日本語にはない発音を自然とできるようになった」などが挙げられている。

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