新顔じゃが『アンデスレッド』でじゃがバター作ってみた!最強お供の“塩辛”添えで…うわ~濃厚♡【農家直伝】

新顔じゃが『アンデスレッド』でじゃがバター作ってみた!最強お供の“塩辛”添えで…うわ~濃厚♡【農家直伝】

こんにちは!東京都八王子市・中西ファームの管理栄養士ファーマー・荒井です。みなさん、じゃがいもの種類っていくつ知ってますか?男爵やメークインは定番ですが、中西ファームが今プッシュしてるのが『アンデスレッド』。その名の通り、皮が赤くて少し変わった見た目ですが、味がとにかく濃い!直売会でも大人気でリピーターも多いんですよ~!今回はアンデスレッドを使ったおつまみ「塩辛じゃがバター」のレシピをご紹介します。お気に入りのお酒も準備しておいてくださいね♡

この味を知ったら…里芋はもう”揚げる”一択!「里芋の唐揚げ」作ってみた!ぬめりがホックホク♪【農家直伝】


さつまいものような色…味はじゃがいも!

まずはアンデスレッドがどんなお芋なのか簡単に解説しますね。
水分を多く含むので、ホクホクしつつもなめらかな食感が特徴です。皮が薄いので、皮付きのまま調理してもおいしいんですよ♪

なめらかさを生かしたポテトサラダのほか、揚げてハーブソルトをまぶすなど、シンプルな食べ方もおすすめ。お芋の旨味が際立ちます!


皆さんに違いを伝えたかったので、切ってから他のじゃがいもと並べてみました。左から順に、男爵、きたあかり、アンデスレッドです。
男爵が一番白く、次にきたあかり、アンデスレッドの順で黄色が濃くなってるのが分かりますか?
この黄色はカロテンによるものなんです。ビタミンCも多く含んでいるんですよ~。
でんぷん質のおかげで、加熱しても栄養素が壊れにくいのもポイント!

旬のじゃがいもはシンプルなレシピが最強。定番のじゃがバターは嫌いな人いないんじゃないでしょうか(強気)!
今回は、今や定番となった最強のじゃがバターのお供”塩辛”をのっけておつまみ仕様に変身させちゃいます。レンジであっという間にできるので、さっそくトライ!

アンデスレッドでワンランク上の味わい「塩辛じゃがバター」

材料(2人分)
アンデスレッド(中)…2~3個(約300g)
バター…20~30g
イカの塩辛…適量
乾燥パセリ…適量

作り方
1.アンデスレッドをよく洗い、ラップに包み1個につき600Wのレンジで4〜5分加熱する。

水分は拭き取らずに包みます。

2.竹串がスッと通るまで加熱したら、ラップを外して食べやすい大きさに切る。


火傷に注意してくださいね!

3.お好みの量のバターと塩辛をのせ、乾燥パセリを振りかけて完成。


溶けかけたバターとふかしたてのじゃがいもの香りは、じゃがバターの醍醐味ですよね~。
熱々のできたてをいただきましょう!

一口食べるとホクホク感がありつつ、ねっとり濃厚な味わい。果肉の水分が多いので、レンジ加熱も失敗しにくいんですよね。
アンデスレッドの甘みが最大限引き出されてます。
皮ごと食べられるので、じゃがいも本来の風味をしっかり味わえます!今まで皮を残してたって人も、これを食べたら皮ごと食べる派になるかも…。

バターと塩辛の旨味で、どんどん食べたくなるんですよね~
バターはあんまり少ないと塩辛の風味に負けてしまうので「自分が想定する量の倍」を乗せたほうがおいしいです!
塩辛じゃがバターを食べる時だけは、カロリーや塩分には目を瞑った方がいいかもしれません…チートデイということで(笑)。

ハイボールやビールとの相性も抜群。和風にも洋風にも対応できる味付けなので、日本酒やワインを合わせてもおいしいと思います。
すぐ作れるので、ちょっと一品おつまみがほしいな~という時もおすすめ。この冬はアンデスレッドと塩辛をストックしておこうっと!

新顔じゃがいも「アンデスレッド」を使えば、定番じゃがバターもワンランク上の味わいに。ぜひお試しください!

※じゃがいもを皮ごと食べる際の注意点
じゃがいもには、炭水化物やビタミンなどの栄養が豊富な反面、微量の天然毒素が含まれます。食中毒を防ぐために以下の点に注意してください。
1. 緑色に変色していたり、芽が出ていたりするじゃがいもはその部分を含めて大きめに取り除きます。全体に緑色だったりあちこち芽が出ていたりする場合は、食べないようにしましょう。
2. 体の小さな子どもは、大人より食中毒になりやすいので、皮つきのじゃがいもを食べさせないようにしましょう。
3. 皮つきのじゃがいもを大量に食べないように注意しましょう。
4. じゃがいもを買ったら長期保存せず、できるだけ早く食べるようにしましょう。
5. 家庭菜園や学校などで栽培したじゃがいもは、かならず皮を剥いてから食べましょう。

中西ファームの休憩時間ってこんな感じです

八王子市は、もう雪が降るんじゃないかってくらい寒くなってきました!
中西ファームのランチとティータイムは自然を感じながら外で食べるアウトドアスタイル(?)なのですが、寒い日はちょっと厳しい…というわけで、この日は僕が即興でスープを作ってみんなに振舞いました!

薬膳の出汁と採れたての野菜をたっぷり入れたスペシャルスープです!
体が温まって栄養も旨味もたっぷり。直売会で気まぐれに出す時があるかもしれないので、お楽しみに!

こちらは毎週木曜日のティータイムの様子です。一度座ったらみんななかなか動きませんが、これは農作業の前にコーヒーブレイクで効率を上げているんです!
まあ、おしゃべりが楽しくて休憩が長引いてるだったりしますが(笑)。
寒い冬もおいしい野菜をお届けできるように、頑張ります!


中西ファーム


東京都八王子市で江戸時代から続く農家の7代目、中西雅季さんを中心に、4ha(ヘクタール)の農地で年間約100種類の野菜を栽培している農業法人。「みんなが自然に集まり楽しめる農園」を目指し、毎週土日の直売会で販売するほか、マルシェ(農産物などの販売市)にも積極的に参加。レンタルスペース「雑荘」など、農業の枠にとらわれない活動も注目を集めている。
詳しくは公式SNSをチェック。https://www.instagram.com/nakanishi_farm/?hl=ja

関連記事:

配信元

あたらしい日日
あたらしい日日
世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。