暖冬による農作物への影響として、誤っているものはどれ?


A) 農作物の生育が早まり、植物の茎や枝が必要以上に間延びしてしまうことがある

B) 暖冬の間に一時的な寒波が入ることで、凍霜害が発生する

C) 消費者にとって殆ど影響はないが、農家にとっては深刻な問題となる

 

答えは次のページへ!

正解.C

暖冬により、深刻な影響を受けてしまうのが農作物です。暖かい気温で生育が早まってしまい病気にかかったり、茎や枝が必要以上に間延びしてしまったりすることがあります。また、暖冬は常に安定して暖かいわけではなく、一時的に寒波が入ることがよくあります。暖冬で成長が進んでいた農作物が一時的な寒波で気温が下がり、植物が凍って枯れてしまう「凍霜害」の被害を受けることを想定し、備えをしておきましょう。

こうした暖冬の影響により生育不良になった野菜は値上がりすることとなり、消費者の生活に影響をおよぼします。一方で、暖かい気温で生育が進んだ農作物に関しては、出荷量が増え値崩れして安くなることがあります。消費者にとって悪い影響ばかりではありませんが、農家にとっては利益を出しにくくなり、深刻な問題となります。

(参考記事)

今年の冬は暖冬? 暖冬時に注意すべき災害とは

〈執筆者プロフィル〉

nagi フリーランスライター

<関連する記事はこちら>

大地震や津波の最悪想定は「冬の深夜」!危険な理由とリスク減対策

関連記事:

配信元