これまでにもストレス社会を意識しγ-アミノ酪酸を含有した商品や、ポリフェノールの効果をねらったカカオ高含有商品など、機能性チョコレートはいくつか登場していましたが、昨今の潮流は…?
そこで、最新の健康・機能性チョコレートのラインナップを調査。なかでも、「これは!」と気になったアイテムを3つご紹介します。
●砂糖ゼロなのに本格的なおいしさ
チョコと言えば、気になるのが糖質。あまーいチョコを作るウラには、たくさんのお砂糖が…。それが美味しかったりもするけど、できれば糖質の少ない商品はないものかと探してみると、明治から「おいしいoff 砂糖ゼロ」なる商品が。
同商品、砂糖の代わりにマルチトールという人工甘味料が含有されており、砂糖に比べて血糖値上昇が低めなのが特徴。カカオ成分も61%とたっぷり詰まって、本格的なチョコの味わいをそのままに、糖質を抑えてくれています。
●チョコで腸も健康に!?
今度はプラスになる成分が含まれたものはないかと探してみると、森永製菓に「ビフィズス菌チョコレート」という商品があるのを発見。同商品にはビフィズス菌末(じゃがいもでんぷんとビフィズス菌乾燥原末)が含まれており、健康的な腸づくりのサポートが期待できそう。
●機能性表示食品のチョコも登場
グリコからはチョコレートではじめての機能性表示食品となった「LIBERA(リベラ)」が登場しています。同商品には、難消化性デキストリンが含有されており、脂肪や糖の吸収を抑える効果が期待できるそう。
糖質やカロリーの心配から、買うのをためらっちゃうこともあったけど、こうしたチョコの登場でおやつタイムの選択肢が広がるのは嬉しい限り。子どもだけじゃなく、ママもパパも、チョコ週間を楽しみましょう!
(文・団子坂ゆみ/ちょ考務店)