0歳6か月の娘に「ブスに人権はない」「いずれ整形させる」と発言した母親

0歳6か月の娘に「ブスに人権はない」「いずれ整形させる」と発言した母親

このお話は著者・神谷もちさんの友人・ゆうみさんのエピソードを元にしています。26歳のとき、年収3000万円の社長と結婚。その後、娘・愛理ちゃんを出産し幸せな家庭を手に入れたと思っていました。ところが、わが子の容姿が良くないと感じ、悲観的になってしまった主人公。毎日容姿のことで悩み続けた結果、つい夫の前で爆発してしまい…。『私の娘は可愛くない』をダイジェスト版でごらんください。

愛しているからこそ、自分と重ねてしまう

©神谷もち

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義母にブスと言われたことがきっかけで「娘はブスじゃない!」と言い返すことができた主人公。改めて、娘はかわいいこと、そして何より決めつけていたのは自分だということに気づき、心から反省します。

本作では、生まれたばかりの娘の容姿にコンプレックスを抱き、どうにか払拭しようと画策する母親の姿が描かれています。洋服や教育にお金をつぎ込みますが、何をしても不安が薄れることはありませんでした。そればかりか、日に日に容姿に対する悩みは肥大していき、ついに夫と大きなケンカをしてしまいます。一方、今回のことがきっかけで、ようやく自分の本心に気づけた一面も。かつて、自分が抱いていたコンプレックスを勝手に娘に押し付けていると気付いたのです。

将来わが子が苦労しないよう、あれこれやってあげたい気持ちになる親心は、よく理解できます。でも、まずは目の前のわが子のありのままを受け入れることが第一歩ですね。大切なことにようやく気づいた主人公。これからは愛理ちゃんのために、そして何よりも自分自身のためにも、幸せで穏やかな家庭を築いてほしいと感じるお話でした。

記事作成: ももこ

(配信元: ママリ

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