管理栄養士のともゆみです。お昼ご飯って面倒でつい適当に済ませがち。お昼もしっかり栄養を摂った方がいいのはわかってはいるのですが、現実はなかなかそうもいかず。そんな時、YouTubeでロバート馬場ちゃんが作っていた、子どもの頃から食べているという「ミルク塩ラーメン」が簡単でおいしそうでした。お湯を牛乳に変えて、カット野菜も使って作る”栄養満点”のラーメンを作ってみたいと思います♪
【馬場ごはん】豚バラ×スパムで旨味爆発！欲望の「悪魔のプデチゲ」に挑戦！辛味とコクで深い味わい♡
お笑いトリオ「ロバート」のメンバーの1人である馬場ちゃんは、料理好きとして有名で料理本をいくつか出版しているほか、2020年にはYouTubeチャンネルを開設し、初心者でも安心「馬場流お手軽レシピ」を配信しています。現在チャンネル登録者数は120万人の大人気チャンネルです。
「土日ミルク」とは？
今回のレシピは馬場ちゃんと一般社団法人Jミルクとのタイアップです。
Jミルクは、子どもたちのカルシウム不足の解消を目的に、学校のない日もおうちで牛乳を飲むことを促進する取り組みとして「土日ミルク」プロジェクトを発足し、あらゆる媒体で活動しています。
馬場ちゃんは、子どもの頃から作っているという「ミルク塩ラーメン」を土日ランチの新定番としておススメしています。
「ミルク塩ラーメン」の材料と作り方はこちら
【材料】
塩ラーメン…1袋
牛乳…300ml ※スープの袋に書かれている水の量と同じ量
炒め用パック野菜…100g
鶏もも肉…60g
青ねぎ…1本
塩…少々
黒こしょう…少々
無塩バター…10g
【作り方】
1. 青ねぎをキッチンばさみでカットします。鶏もも肉はキッチンばさみで2cm角くらいの大きさに切ります。まな板と包丁を出さないので洗い物が減っていいですね。
2. フライパンにバターを1/4ほど入れ、鶏肉を入れて中火で炒めます。野菜を加えて炒め、塩を振り、シャキシャキ感が残る程度で火を止め、皿に取り出します。
3. 空いた2のフライパンをそのまま使用します。牛乳を入れて中火にかけ、ふつふつしてきたら麺を入れます。
4. 少し火を弱めます。最初は麺をほぐしにくいので1分くらいそのまま放置してから麺をほぐし、規定時間茹でます。
※用意した麺の茹で時間が表示では1分半だったのですが、まだ固かったため1分半追加で煮ました。追加で煮たからか、液体が少なくなってしまいました。
5. あまりに牛乳が少ないので、独自で牛乳を200ml追加（分量外）しました。中火にかけ、温まったら火を止めスープを入れて混ぜます。
6. 器の底に残りのバターを入れ、5の麺とスープを入れます。黒こしょうをかけ2の野菜をのせ、青ねぎを散らしたら完成です。
シチューを思わせる洋風ラーメン
あぁ、温まるぅ。甘みとコクがあってまるでシチューみたいです。規定の水分量より追加した分の牛乳が多かったのですが、スープの濃さがちょうどいいです。器の底に入れたバターの風味をちゃんと感じますね。麺はちょっと茹で過ぎた感じはありますが、もちもちした麺でおいしいです。洋風の汁に中華麺って合うんですね、違和感なく馴染んでいます。野菜がたっぷり入っていて、厚生労働省の食事摂取基準によると野菜の摂取目安量が1日に350gなのに対し、ランチだけで100g摂れるのはうれしいですね。ただ、牛乳を500ml使ったので、その他の材料は1人分ですが、全部食べるとものすごくお腹パンパンになってしまいました。馬場ちゃんは、残った汁にご飯ととろけるチーズを入れてレンチンして黒こしょうをかけて食べるのをおすすめしていましたよ。もし、まだ食べられれば、やってみてもおいしいかもしれませんね。
牛乳の成分
牛乳は、たんぱく質や脂質、カルシウム、ビタミンなどが豊富で栄養バランスに優れています。とくに牛乳のカルシウムは、体内への吸収率が40％と、小魚の30％や野菜の19％と比べても極めて高いのが特徴です。これは、カルシウムの吸収を助けるとされる成分が多く含まれているためです。カルシウムは骨を強くし、骨粗しょう症の予防に役立つほか、筋肉の収縮・弛緩の調整や神経伝達を正常に保ったり各種ホルモンを分泌したりするさいにも働いています。牛乳1杯（200ml）につき、1日に必要なカルシウム量の約1/3が摂取できます（小学3年生男子の場合）。
牛乳で作る塩ラーメンは体が温まってとてもおいしかったです。麺によるのかもしれませんが、煮ていくうちに液体が減るかもしれないことと、水より牛乳の方が塩分が少なくて済みそうなので、液体の量を見ながら付属のスープを入れる量を加減した方がいいかもしれません。栄養満点のこのラーメンは子どもにも食べさせたいなと思いました。参考にしてみてくださいね。
参考web：
土日ミルク | 給食のない休日はおうちで牛乳を飲もう
https://donichi-milk.jp/
参考文献：
一生役立つ きちんとわかる栄養学 監修 飯田薫子 寺本あい 西東社
かしこく摂って健康になる くらしに役立つ栄養学 監修 新出真理 ナツメ社
配信： あたらしい日日
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