【こんなに旨かったっけ⁉】「ポトフは煮込むな!」人気の料理系YouTuberが提言する新常識にトライ♪そのお味は…

【こんなに旨かったっけ⁉】「ポトフは煮込むな!」人気の料理系YouTuberが提言する新常識にトライ♪そのお味は…

「ポトフは煮込まない」と、お料理系YouTuberのくまの限界食堂さん。ポトフはコトコト煮込むものだと思っていたわたしには衝撃のひと言、びっくりです(笑)。くまの流は白ワインで蒸し焼き!ベーコンと野菜を蒸し焼きにして、旨味を最大限に引き出してから水を加えて2~3分加熱するそう。いつもの材料でも作り方を少し変えるだけで、「こんなに旨かったのか…ポトフ」と、感動を覚える極上の味に仕上がるそうですよ♪

具沢山な野菜の旨味がじわ~♡「千切りキャベツのコンソメスープ」は歯応えもご馳走な栄養満点の一杯

119万人が登録するYouTubeチャンネルを運営しているお料理系YouTuberで、動画クリエイターのくまの限界食堂さん。簡単な手順で作れるアイデアレシピの数々を”おいしそうな動画”で紹介しています。独創的なレシピで、いつもワクワクさせてくれるんですよね♪

本日は、そんなくまの限界食堂さんのレシピの中から「ポトフ」を作ります。コトコト煮込むのが定番のポトフを”煮込まず”作る、それがくまの流。レシピ名は「ポトフ」ですが、一般的なポトフと区別するため、この記事の中でだけ「煮込まないポトフ」という名で紹介することにします。

では、作ってみましょう♪

すべてが旨い!極上の味!「煮込まないポトフ」の材料と作り方

【材料】5~6皿分
じゃがいも…中サイズ2~3個
キャベツ…1/4個
にんじん…1本
玉ねぎ…1個
にんにく…1かけ
ベーコン…150g ※厚切り、薄切りどちらでもOK
コンソメ(固形)…2個
白ワイン…200ml
水…1L
オリーブオイル…大さじ1~2 
塩…味見した具合で調整(小さじ1/2くらい)
ローリエ…2枚

◆仕上げ
黒こしょう…適量
パセリ…適量

にんじんはかなり大きかったので1/2本、玉ねぎは小さかったので1+1/2個使うことに。ベーコンは切り落としと薄切り(ハーフ)をダブルで使います。白ワインは高いものではなく、安いものでOKとのこと。また、じゃがいもの品種の指定はなかったので「男爵」にしました。

【作り方】
1.  にんじんは皮を剥き、半分はみじん切りに。残り半分は適当な大きさで乱切りにします。玉ねぎも半分みじん切りに、残り半分はお好みの厚さのくし切りにします。

じゃがいもは皮を剥き、芽を取って大きめに切ります。にんにくはスライスし、キャベツはざく切りにします。


これで下準備完了。

2.  フライパンや鍋などにオリーブオイルを引き、適当な大きさに切ったベーコンを入れて炒め、旨味を出します。火加減は言っていなかったので中火にしました。


ベーコンにこんがり焼き色がつき、脂が出てきたら、にんじんと玉ねぎのみじん切りを入れます。ベーコンの旨味をにんじんと玉ねぎに染み込ませ、スープのベースを作るとのこと。

玉ねぎがほんのり茶色に色づき、透明になったくらいでにんにくを投入し、炒めます。

にんにくの香りが立ってきたら、じゃがいもと残りのにんじん、玉ねぎを入れ、油が全体に行き渡ったら、キャベツを投入して軽く混ぜます。


3.  2の炒めた具材にコンソメ、白ワインを入れ、全体を混ぜたらフタをして中火で15分ほど蒸し焼きに。蒸し焼きにする間、5分ごとに混ぜましょう。この工程で野菜に火を通します。



もし、蒸し焼きしている間に水分がなくなったら、水(分量外)を少し足しましょう。

15分蒸し焼きにした状態が、下の画像。今回は、途中で水を足しませんでした。

かなり水分がなくなりましたね。野菜やベーコン、白ワインの旨味が凝縮している感じです。

蒸し焼きにして5分後に混ぜたときは、ツーンと白ワインのアルコールの香りが。15分後に混ぜたときは、ツンとした香りがなくなり、野菜の旨味をたっぷり含んだ、ふくよかでマイルドな香りに変身していました。本当にいい香り♪

じゃがいもとにんじんの火の通り具合も確認。中までしっかり火が通っていますが、煮崩れていません。イイ感じ。

4.  3の蒸し焼きした具材に半分にちぎったローリエを入れ、水を加えます。ひと煮立ちさせ、アクが出たら取り除きます。


煮立ってから2~3分加熱し、味見をして、塩で味を調えたら火を止めます。

5.  4をお皿に盛り付け、お好みで黒こしょうやパセリを散らします。今回は乾燥パセリとみじん切りにした生のパセリを、ダブルで散らしました。

コンソメと野菜、ローリエのとってもいい香りがします。香りだけで、すでにおいしそう♪

調理時間は25分。煮込みはしませんが、炒めて蒸し焼きにするので、まぁまぁ時間はかかりました。ですが、炒めたり、蒸し焼きにする工程ごとにそれぞれ違ったいい香りがして、とっても楽しく作れましたよ。

では、いただきます!

うんまっ!やばっ!スープ、極上です!野菜やベーコン、白ワイン、コンソメ、にんにく…すべての旨味が凝縮して、ひとつにがっちりまとまったおいしさ。ひと口飲むと幸せに包まれます。最高!後味にほんのり残る白ワインの酸味もたまりません。

そして、具!具材たちもいつもの”煮込むポトフ”とは、食感も味もひと味違います。コトコト煮込むポトフはじゃがいもが煮崩れ、どろどろになりますが、”煮込まないポトフ”はじゃがいもはホクホクで煮崩れなし♪

煮込むポトフではくったくたになりがちなキャベツと玉ねぎも、やわらかさの中にシャキッとした歯ごたえが残っています。具材たちもスープの旨味を存分に吸って、とってもおいしいです。にんじんもやわらかい。にんじんは煮込んだポトフ同様、安定の甘みを発揮しています(笑)。

そして、ベーコン。スープにしっかり旨味を出しながらも、具としてももうひと踏ん張りしてくれています。ベーコンが口の中に入ってくると、肉系の旨味とコクが一層強くなって、味に深みが出まくります(笑)。ベーコンの底力を感じました。

くまの限界食堂さんの「煮込まないポトフ」は、スープも具も、すべてがおいしいポトフでした。これからの時期、活躍してくれること間違いなしの、わが家にやってきた大型ルーキーです。みなさんも、作ってみてはいかがでしょう♪

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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