●お腹のなかから痩せなければ美しく見えない!
「まずは指先でメジャーを使い、自分のたるみ幅を計って知るところから始めましょう。(お腹を膨らませた時-お腹をへこませた時)の誤差が、自分のたるみ幅です。だいたい4~6センチくらいにおさまるのがベストですが、以下に紹介する7秒ポーズを取れば、約2週間くらいで数字が変わるのを実感することができます。さらに美しい姿勢が身につくので、皆さんぜひトライしてみて下さい!」(蓮水氏 以下同)
「お腹が平らでバストとヒップが丸い状態が理想ですよね。今回紹介する腹ペタダイエットは、姿勢を整えてキレイにした状態で、全身を一度に7秒プレスしてあげるイメージで行います。このポーズは、ゆるんでるところは引き締め、固いところはリラックスできるので、ゆがみや全身バランスも調整することが可能です」
朝一番のトイレを済ませてから“30分以内”に行うのがポイントだそう。
「お腹にうんちやおしっこなどのゴミがたまった状態でやっても、お腹がへこむわけがないんです。ゴミが出た後は引き締めやすくなるし、お通じもよくなるので、ポーズでしっかり鍛えれば、ちょっと食べすぎたくらいではお腹も出なくなります。体重を落としてもプヨプヨの人は、服のサイズすら変わらなかったりする。見た目で美しさを伝えるには、お腹のなかから鍛えて痩せていくことが大切なんです。自分がいい状態の時のたるみ幅、太ってるときのたるみ幅がしっかりと頭に入っていれば、1~2キロの体重に左右されなくてすみますよ。やみくもにポーズを取っても決してキレイにはならないので、できれば鏡を見ながら行うのがベストです」
●朝7秒腹ぺタダイエット
1.ウエスト(おへそから指3本分上の位置)にメジャーを巻く。
2.脚のかかとと親指の付け根を揃える。
3.膝を曲げて両膝をつけ、脚を揃える(外ももがスッキリし、股関節のゆがみも調整)。
4.膝からウエストまで、一直線に伸ばして揃え、お尻をキュッと引き締める(太ももを前に突き出す感じを意識)。
5.下っ腹を意識して、思い切り細くへこませる(1サイズ小さいジーンズのファスナーを引き上げるような感じで)
6.お尻を締めて下っ腹をへこませたまま、膝を伸ばして立ち上がる。
7.後頭部と背中を伸ばす。メジャーを持った腕を体にぴったりつけて肘を思い切り後ろに引く(ポニーテールに結んだ髪の毛を真上に引っ張られるイメージで。後頭部を伸ばすことで上半身がまっすぐ伸び、お腹をすっきりさせる筋力バランスをつくることができる)。
8.できるだけ細くなるようにお腹を思い切り引き締め、最大限に力を入れた状態で7秒キープ!(息は止めずに鼻から吐き出し続ける)
「お腹をへこませるのはもちろんですが、キレイな姿勢をキープすることが最大の目的なので、ポニーテールを真上に引っ張られているような感じを普段から意識していきましょう」
毎日行えば、たった2週間で効果を実感できるそう。もしも朝ポーズを取るのを忘れたら、その後のトイレでも、30分以内であれば効果が出やすいそうなので、ぜひあきらめずに、まずは2週間続けてみよう!
(取材・文/蓮池由美子)