冬野菜「タアサイ(塌菜)」の売りは豊富な “βカロテン”

第169回 注目のビューティーフード情報をまとめてチェック!
肌と体の健康のために普段から積極的に野菜を食べている女性も多いと思いますが、キャベツやトマトなどの定番野菜だけでなくたまには珍しい野菜にも挑戦してみたいものですよね。今回は「タアサイ(塌菜)」についてピックアップします。

タアサイに含まれる栄養素・期待できる効果

タアサイとはアブラナ科アブラナ属に属する中国野菜の一種で日本でも静岡や茨城など全国各地で栽培されています。甘みがある大きな緑色の葉が特徴的で、見た目はごわごわとしていますが意外と柔らかく、すぐに火が通りやすいので下茹でする必要がありません。

〜タアサイに含まれる栄養素・期待できる効果〜
タアサイは皮膚や粘膜、髪の健康維持に欠かせない「β-カロテン」が多く含まれています。β-カロテンは熱に強く、油に溶けやすい性質を持つので炒め物など加熱料理と相性が良いです。そのほか、疲労回復・肌荒れを防ぐ効果が期待できる「ビタミンC」、精神の安定をサポートする「カルシウム」、摂りすぎた塩分を体外へ排出する「カリウム」などの栄養素が豊富です。

冬野菜「タアサイ(塌菜)」の売りは豊富な “βカロテン”

タアサイを使ったおすすめのレシピ 〜タアサイと厚揚げのバタポン炒め〜

タアサイと厚揚げのバタポン炒めの作り方をご紹介します。作り置き(冷蔵庫での保存期間目安:約3日間)も可能なので週末など時間がある時にまとめて作っておくと良いでしょう。

〜タアサイと厚揚げのバタポン炒めの作り方〜
<材料>
・タアサイ 1株
・厚揚げ 1枚
・サラダ油 適量
・ポン酢 大さじ2
・砂糖 大さじ1/2
・バター 大さじ1
・塩胡椒 適量
・片栗粉 大さじ1

<作り方>
1. タアサイは3〜4cm程のざく切りにし、厚揚げは食べやすい大きさに切ります。
2. フライパンにサラダ油を熱し、厚揚げを炒めていきます。
3. 厚揚げに油が馴染みツヤが出てきたらタアサイを投入し、2分ほど炒めていきます。
4. 3にポン酢と砂糖を加え、塩胡椒で味を整えます。
5. 水溶き片栗粉(水の分量は大さじ2)を回し入れ、バターを投入して全体的に混ぜ合わせて完成です。

いかがでしたか?タアサイは寒い時期に旬を迎える野菜です。デパ地下やスーパーなどで見かけたら是非一度試してみてくださいね。

冬野菜「タアサイ(塌菜)」の売りは豊富な “βカロテン”

■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。
文・くるみ
文・くるみ
栄養士。原宿・下北沢にてアパレル販売員を経験後、現在はWebライター兼コンサルタントとして活躍中。資格を活かしてヘルスケアやアンチエイジングに関する記事を美容メディア等で発信している。
栄養士。原宿・下北沢にてアパレル販売員を経験後、現在はWebライター兼コンサルタントとして活躍中。資格を活かしてヘルスケアやアンチエイジングに関する記事を美容メディア等で発信している。