小さいけど侮れない「本ししゃも」に含まれる栄養素××に注目!

第171回 注目のビューティーフード情報をまとめてチェック!
朝ごはんのお供としてお馴染みのししゃも。サイズ的には小ぶりですが、頭からしっぽまで丸ごと食べられるので肌や体に必要な栄養素をしっかりと補給できるんだとか!ししゃもを使ったおすすめのレシピについても合わせてご紹介します。

ししゃもに含まれる栄養素・期待できる効果とは?

スーパーでよく見かける子持ちししゃもは、別名「カラフトシシャモ」や「カペリン」と呼ばれており、正確にはシシャモ属ではなくカラフトシシャモ属に属する魚介類とのこと。

一方、本物のししゃもはカラフトししゃも(子持ちししゃも)との混同を避けるため、「本ししゃも」という名称を持っているそうです。

漁獲量が年間200万トンを超えるカラフトししゃもに対し、本物のししゃもは1000〜1500トンほどと絶滅の危機にも危ぶまれているほど大変貴重な食材になっています。

〜ししゃもに含まれる栄養素・期待できる効果〜
ししゃもには脂質をエネルギーに変換するビタミン類「ビタミンB2」をはじめ、抗酸化作用によってアンチエイジング効果が期待できる「セレン」「ビタミンE」など美容に嬉しい成分が多く含まれていると言われています。

そのほか、血液をサラサラにする不飽和脂肪酸「DHA」や「EPA」なども豊富です。血液の循環が良くなることで冷えを改善することにも繋がるので普段から体の冷えに悩まされている女性は積極的に摂取すると良いでしょう。

小さいけど侮れない「本ししゃも」に含まれる栄養素××に注目!

ししゃもを使ったおすすめのレシピ 〜ししゃもとキャベツのビネガーサラダ〜

温かいままでも冷蔵庫で冷やしても美味しい!「ししゃもとキャベツのビネガーサラダ」のレシピをご紹介します。

〜ししゃもとキャベツのビネガーサラダの作り方〜
<材料>
・キャベツ 200g
・ししゃも 4〜5本
・おろしにんにく 小さじ1
・鷹の爪 1/2本
・オリーブオイル 適量

<ドレッシングの材料>
・ワインビネガー 大さじ2
・オリーブオイル 大さじ2
・塩、ブラックペッパー 適量

<作り方>
1. キャベツは芯を取り除いてから食べやすい大きさにカットし、耐熱ボウルに入れます。
2. ドレッシングの材料をすべて混ぜ合わせておきます。
3. 1のボウルにドレッシングを加え、混ぜ合わせたらラップをかけて3分加熱します。
4. フライパンにオリーブオイルを熱し、輪切りの鷹の爪とおろしにんにくを加えます。
5. にんにくの香りが立ってきたら、ししゃもを転がしながら焼いていきましょう。
6. ししゃもに火が通ったら3のキャベツに混ぜ合わせ、器に盛り付けて完成です。

いかがでしたか?栄養たっぷりのししゃもですが、商品によっては塩分量が高い(※塩分の摂りすぎはむくみの原因になりやすいです)ものがあるので、できるだけ減塩タイプのししゃもを購入することをおすすめします。インナーケアにご興味がある方は是非参考にしてみてくださいね。

小さいけど侮れない「本ししゃも」に含まれる栄養素××に注目!

■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。
文・くるみ
文・くるみ
栄養士。原宿・下北沢にてアパレル販売員を経験後、現在はWebライター兼コンサルタントとして活躍中。資格を活かしてヘルスケアやアンチエイジングに関する記事を美容メディア等で発信している。
栄養士。原宿・下北沢にてアパレル販売員を経験後、現在はWebライター兼コンサルタントとして活躍中。資格を活かしてヘルスケアやアンチエイジングに関する記事を美容メディア等で発信している。