約半世紀ぶりに指定野菜の仲間入り!
農林水産省が2026年度からブロッコリーを「指定野菜」に追加する方針であると発表しました。
指定野菜とは、全国的に流通し、特に消費量が多く重要なものとして国が指定している野菜のことなのですが、その存在自体を初めて知ったという方も多いのでは?
それもそのはず。指定野菜に新たな仲間が加わるのは、1974年にばれいしょ(じゃがいも)が追加されて以来、実におよそ半世紀ぶりなんです。
今回、ブロッコリーの消費量が特に際立って増えているということで、指定野菜に追加されることになりました。
指定野菜になったからと言って価格が安くなるようなことはないのですが、農家さんが計画的に生産する仕組みになるため、安定的な流通につながることが期待されるんです。
なんてったってブロッコリーは食物繊維やビタミン、ミネラル(カリウム、鉄)の含有量が多く、栄養素の量は野菜の中でもトップクラス! 手軽に作れる和え物やサラダにして毎日取り入れてみませんか?
毎日食べたい!ブロッコリーの絶品お手軽レシピ
ブロッコリーのおかか胡麻あえ
調理時間はたった5分(お湯を沸かす時間は除く)。
ブロッコリーを塩ゆでしたら、調味料と混ぜ合わせるだけであっという間に完成しちゃいます。
こういった定番副菜のレシピは、覚えておくと本当に便利!
簡単でありながらかつお節と塩こんぶの旨みたっぷりで、繰り返し作りたくなること請け合いですよ。
ブロッコリーと海苔のナムル
ブロッコリーを電子レンジで加熱したら、鶏ガラスープの素や醤油、ごま油などの調味料と混ぜ合わせ、白ごまと韓国海苔を入れてさらに混ぜ合わせたら完成!
ブロッコリーを加熱する際はお酒を加えて酒蒸しにすることで、やわらかくなって旨みもしっかり。
海苔の風味と調味料との相性もばっちりで、永遠に食べられそうなおいしさです。
ブロッコリーとツナのポン酢和え
ブロッコリーをポン酢+ごま油をベースにしたタレで和えたこちらの一品は、ブロッコリーと相性の良いゆで卵とツナを加えて食べ応も◎。
隠し味にはちみつを加えることで、旨みを引き出しています。
ゆで卵は水から12分茹でたものを使用していますが、それを除けば調理時間5分で完成しちゃいます。ゆで卵は半熟でもOKなので、お好みでどうぞ。
豆缶とブロッコリーと鶏肉のホットサラダ
東洋医学では冬は「寒邪(かんじゃ)」といって寒さや冷えが体に悪い影響をもたらすとされる時期。特にダメージが蓄積されるといわれるのが「腎(じん)」なのだとか。
漢方アドバイザーなどで活躍する@naomin_yakuzenさんいわく、ブロッコリーはまさに今の季節に大事な“補腎”食材なんです。
同じく腎を補うカシューナッツやオイスターソースを使ったこちらの「豆缶とブロッコリーと鶏肉のホットサラダ」は、“THE補腎”な組み合わせ。
食べ応えもあるので、お腹もしっかり満足できること間違いなしです。
鶏肉とブロッコリーの塩こんぶマヨ
ブロッコリーと鶏むね肉の組み合わせは、たんぱく質×ビタミンの最強コラボ。
筋トレする人なら言われなくても食べているかと思いますが、こちらのレシピは筋トレしない人にもぜひ作っていただきたい一品です!
鶏むね肉は、お酒で漬けてから片栗粉をまぶして揚げ焼きにするだけでしっとりやわらか。
にんにくを効かせた旨みたっぷりの塩こんぶマヨが鶏むね肉とブロッコリーに絡んで、ごはんがどんどん進みます。おつまみとしても優秀なので、ぜひお試しを。
海老とブロッコリーのやみつきシーザーサラダ
ぷりぷりの海老とコリッとしたブロッコリーは食感の相性が良く、彩りもばっちり。シーザーサラダにすると見た目もおしゃれでおもてなしにもぴったりです。
作り方は、むき海老とブロッコリーを同じお鍋で茹でたら、調味料を混ぜ合わせるだけ。
あとはお好みで冷蔵庫で冷やし、半熟ゆで卵を盛り付け、ブラックペッパー、追い粉チーズを散らせば完成です。
粉チーズとマヨネーズのこくウマ味がクセになる味わいで、副菜としてはもちろん、お弁当や作り置きにもおすすめですよ。
配信: おうちごはん