食卓の冬の風物詩といえば鍋料理。寄せ鍋、キムチ鍋、海鮮鍋…と種類もたくさんありますが、食べ終わった後の”〆”も楽しみのひとつですよね。食材のだしがたっぷり出たスープにご飯を入れて雑炊にするのが大好きなのですが、この雑炊の作り方にもおいしく作るコツがあるのだとか。しかも、100倍おいしくなるというから、これは聞き捨てならないわ!さっそく「〆の雑炊が100倍おいしくなる方法」を試してみることに。
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ちゃらりんこクックさんの「〆の雑炊が100倍おいしくなる方法」
「〆の雑炊が100倍おいしくなる方法」を紹介しているのは、30.3万人が登録しているYouTubeチャンネル「ちゃらりんこクック」。中華料理店、居酒屋、焼鳥串焼き店などいろいろな飲食店で働いた経験を持つとっしーさんが運営しているチャンネルです。
本日は、「ちゃらりんこクック」で紹介しているレシピの中から、〆の雑炊が劇的においしくなる「〆の雑炊が100倍おいしくなる方法」を試してみようと思います。この方法は、塩やしょうゆ味の寄せ鍋はもちろん、キムチ鍋やみそ鍋、すき焼きなど、どんな鍋料理にも応用可能だそうですよ。
今回は、昨夜のキムチ鍋の残りで作ってみようと思います。
「〆の雑炊が100倍おいしくなる方法」を試してみた!
【材料】3~4人分
鍋料理の残ったスープ…400ml ※具はこして取り除きます
温かいご飯…お茶碗2杯分(350g)
卵…2個
刻んだ長ねぎ…適量
ご飯350gはちょっと多いので200gで作ることに。また、ご飯は炊きたてor温かいご飯が良いそうです。
【作り方】
1. 冷たい流水でご飯をよく洗います。ご飯のぬめりを取るだけでめちゃめちゃおいしくなるとのこと。
ザルにあげて水気をよく切ります。スープが薄まらないように水気はしっかり切りましょう。
2. 鍋の残りスープに1を入れ、フタをして中火にかけます。
沸騰したら弱火にして5分ほどじっくり炊きます。フタはしたまま。
じっくり炊いてご飯にだしを吸わせるとのこと。生のお米から作ったような雑炊に仕上がるそうです。
3. ボウルに卵を割り入れて、溶きます。
4. 2に溶き卵と刻んだ長ねぎを入れて、火を止めます。
フタをして10秒待てば出来上がり。
塩もしくはしょうゆ味の鍋料理のときは、仕上げにポン酢じょうゆを入れると、柑橘類の風味がついて味がグレードアップするそうです。今回はキムチ鍋なので、ポン酢じょうゆはなし。次回、寄せ鍋のときに試してみます。
調理時間は12分。沸騰するまで4分ほどかかり、沸騰してから5分煮込みました。鍋を食べ終わった後、この〆にたどり着くまで10分ほどかかるというわけです。煮込む間はフタをしているので、グツグツと煮立つ音を聞きながら、ワクワクして待つのもいいですよね。
出来上がりはこんな感じ。
卵もふわっと仕上がっています。キムチ鍋と長ねぎのいい香りがします。
では、熱々を食べてみましょう。
おおっ、染みる~。おいしいです。お米ひと粒ひと粒にだしが染みていておいしいです。いつもご飯を洗わずに入れるので、ねっとりするときもありますが、今回は洗ったので、ふっくらしつつもねっとり感はありません。
ですが、とっしーさんが作ったものの方が、映像を見る限り、もっとスープが多くて、ご飯がサラッとしているような印象を受けました。スープの量は同じでご飯の量は少なかったのになんででしょう???
ご飯の洗い方が足りなくて、ぬめりがまだ残っていたのか…いやいや、でもけっこう丁寧に洗ったんだけどなぁ。写真を撮る間にご飯がスープを吸収してしまったのか?それとも、炊き立てのご飯ではなかったからかしら?理由はよくわかりません。
でも、まぁおいしいのでOK(笑)。ご飯がサラッとではなく少しトロッとした感じもありますが、いつもの雑炊よりスープのおいしさがより強く感じられる気がします。
とっしーさんの「〆の雑炊が100倍おいしくなる方法」で作った雑炊は、具材のだしがたっぷり出た鍋の残りスープのおいしさを余すことなく堪能できる雑炊でした。
次回は、炊き立てのご飯でスープの量を多めにして作ってみようと思います。なので、夫にはスープを飲み過ぎないようにしてもらわないと(笑)。
配信: あたらしい日日
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