夫『それくらい自分で払いなよ』⇒“子どものため”の出費なのに…≪家族とお金≫

夫『それくらい自分で払いなよ』⇒“子どものため”の出費なのに…≪家族とお金≫

第36回 【実録】ママテナ人生劇場
いくら家族であっても、分かり合えないこともある。特にお金の価値観が合わないと、しんどいことがたくさんありますよね。ママテナでは、「家族とお金」をテーマにアンケート調査を実施しました。
※全国にお住まいの20代~60代の男女、インターネット調査

■勤続10年のお祝いが大化け。でも夫が独り占め

勤続年数の長さによって、会社からお祝いが出ることがありますよね。最初のエピソードは、その「お祝い」を巡る攻防です。

「主人が転職してから、勤続10年。会社からお祝いをもらえると聞いて楽しみにしていました。数日が経った頃、主人から『自社株を少しもらえたよ』と報告がありましたが、当時はまだまだ子育てに忙しく、また株のことはよくわからないので、管理は主人に任せていました。

それから数年後。主人宛の宅配物が増え、金使いが派手になったことに気付き、問い詰めてみたところ、あの時の株の価格が高騰。タイミングよく売却できたことで、かなりのお金を手にしていたようです。

『少し私たちにも分けてほしかったな』と言うと、『ボーナスが出てもお小遣い程度しかもらってないし、お祝いでもらったものくらい自分で使ってもよくない?』と言われてしまいました。

もちろん毎日汗水流して働いて、我が家の家計を支えてくれているのは主人です。でも私だって2人の子育てをしながら家の管理もしっかりやっている。なんだかもやもやしました」(40代・女性)

「任せっぱなしにしていた」というのも事実なので、100%この女性に共感できないところもあるのですが、旦那さんも売却のタイミングでひと言報告すべきでしたよね。

■子どものために免許取得。でもお金を出すのは……

続いては、大人になってから車の運転免許取得に挑戦した女性のお話。子どものためなのに、夫は頑なにお金を出そうとしなかったのだとか。

「教習所のお金は、大抵親が出してくれるものですよね。私の場合は親がお金を出してくれず、当時学生だった私は自分で工面することもできなかったので、教習所に通うことを諦めました。

夫と結婚してからも、都内住みで電車通勤だったので、問題なく過ごせていましたが、子どもが生まれてからは病院や郊外のショッピングモール、習い事、公園と『運転ができたら楽だな』という場面が増えてきました。夫に『そろそろ免許が必要なんじゃないの?』と言われ、私も納得していたのですが、ここで問題が起きました。『教習所のお金をどこから捻出するか』です。

夫は『自分の教習所代は自分で』という言い分でしたが、今回の免許取得の目的は、子どもたちのため。夫の希望で専業主婦になったため収入はなく、独身時代の貴重な貯金を使うのはなんだか気が引けましたが、最終的に私が折れて自分で支払うことになりました。いまだに納得していません」(30代・女性)

百歩譲って、「自分の趣味のため」というなら自分でお金を払うのも納得できますが、このケースは子どもたちのためだし、しかも専業主婦。この女性が納得できない気持ちがよくわかります。
(文・画像:ママテナ編集部)

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。
ママテナ編集部
ママテナ編集部
「ママテナ」は、日常生活のちょっとした悩みや疑問を解決するヒントをカテゴリごとの記事で提供するWebマガジンです。 毎日家事や子育て、そして仕事に忙しく、時間に追われる女性でもスキマ時間で手軽に読める生活に役立つ旬の情報を、グラフなどを使ってわかりやすくお届け♪ 身近なところから生活の質を高め、より充実した暮らしを応援します。
「ママテナ」は、日常生活のちょっとした悩みや疑問を解決するヒントをカテゴリごとの記事で提供するWebマガジンです。 毎日家事や子育て、そして仕事に忙しく、時間に追われる女性でもスキマ時間で手軽に読める生活に役立つ旬の情報を、グラフなどを使ってわかりやすくお届け♪ 身近なところから生活の質を高め、より充実した暮らしを応援します。