5本指タイプの「小国杉の糸を使った鍋つかみ」。指先が自由に使えて熱い容器も掴める

創業から約60年の老舗軍手メーカー・イナバが手掛ける「軍手工房」は、5本指で指先が自由に使えるキッチンミトン「小国杉の糸を使った鍋つかみ」を開発。2月22日(木)よりMakuakeにて先行販売を開始した。

製造から販売まで行う九州の軍手工場

「軍手工房」を手掛けるイナバは、昭和35年より3代にわたって、軍手を中心にさまざまな手袋を製造・販売してきた。企画から製造までをほぼ自社で行い、既存のカタチにとらわれず、時代や社会の状況に合わせてさまざまな商品を送り出している。福岡県が主催するアクセラレーションプログラム「ISSIN」にて開発した「小国杉の糸を使った鍋つかみ」もその1つだ。

創業以来大切にしてきたものづくりの技術と、“キッチンミトンがこんな風に使えたらもっと使いやすくすることができる”という思いから、これまでにないアイテムが完成した。

ISSINは、世界で勝てるホンモノの商品を輩出することを目的に、福岡県内に拠点を置くスタートアップ企業と家業後継者を対象にした「第二成長特化型アクセラレーションプログラム」。2コースを設け、それぞれのゴール目標達成に向け、徹底したコミットメントと伴走支援を行っている。

5本指で使いやすいキッチンミトン

「小国杉の糸を使った鍋つかみ」は、地元九州産木糸とオーガニックコットンで編んだ5本指のキッチンミトン。キッチンにも馴染むナチュラルなデザインで、耐熱性はもちろん、片手でも掴みやすい機能性も特長。

同商品のために開発した、木×オーガニックコットンの特別な糸を使用。オーガニックコットンのやさしさと九州の熊本県小国町の森で採られる間伐材から生まれた木糸(もくいと)の強さをあわせて編んでいる。

5本指で指先まで力が入りやすく、しっかり掴めるため細いフチのものでも持ちやすい。表面には凹凸があり、滑りにくくなっている。また二重構造が熱さを防いでくれるので、熱い容器も安心して掴める。両手はもちろん、片手での使用にも活躍。収納に便利な幅広のループが付いているのもポイントだ。

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