ヒカリさんは、結婚7年目で専業主婦。夫・晴彦と息子・リクとの3人で暮らしています。昔から思っていることがうまく言えず、相手に気を遣わせてしまう自分の性格がきらいだったヒカリさん。晴彦のことは、そんな自分を受け入れ、誰よりも理解してくれている夫だと思っていました。
くじで当たってしまい、ヒカリさんはリクの幼稚園の卒業対策委員をすることに。
晴彦は、役員で話したことや任されたことをすべて話すという条件付きで承諾しました。
しかし、委員会でうまく馴染めず自己嫌悪に陥っているヒカリさんを見て、晴彦は「俺だけに君の良さがわかればいい」とニヤつきながらうれしそうに言います。
ある日、リクがヒカリさんに甘える姿を見て晴彦が激怒してしまいました。
晴彦の心配性やリクに我慢させていることなどが解決するためにも、まずはしっかり自立しようと考えます。
ヒカリさんは、2回目の卒業対策委員の打ち合わせに参加。
私なりにできることをやってみよう…
打ち合わせでは、卒業アルバムのデザインについて話し合っていました。ヒカリさんは、自分なりにまとめてきたデザインの資料を恐る恐る他のママに渡します。
自分に自信のないヒカリさんは「余計なことしたかな……」と不安になりますが、他のママたちに「すごい!かわいい!」「助かる!」「ヒカリさんがいて良かった!」と言ってもらえたのです。
ヒカリさんは嬉しくなり、帰宅後晴彦に笑顔で報告しました。
しかし、嬉しそうなヒカリさんを見てイライラする晴彦。
「そんなお世辞を真に受けてかわいいな」
「いいように利用されているだけ」
そういってあざ笑い、
「そんなことしているから料理が手抜きになっている。作り直して。」
と言って、ヒカリさんが作った料理をごみ箱に捨てたのでした……。
自信のないヒカリさんが、みんなの役に立ちたいという思いから資料を作って渡したことにすごく頑張りを感じましたよね。
他のママたちもヒカリさんに感謝を伝え、とても良い雰囲気になりました。
ヒカリさんにとって、自信がついた日になったのではないでしょうか。
ヒカリさんが嬉しそうにしていると、不機嫌になる晴彦……ヒカリさんに不幸でいてほしいということなのでしょうか。妻の幸せを喜べない夫が、本当に妻を愛していると言えるのか、疑問に思うところです……。
自分の気持ちを人に伝えるのが苦手なヒカリさんですが、家族である夫には素直に気持ちを伝えられるようになるといいですね。
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著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ
配信: ベビーカレンダー(パパママ)
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