A.強い寒波
B.暖かい南風が吹く
C.気温の上昇
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答え.A
表層雪崩とは、古い積雪の上に新しい雪が積もり、新しい雪の層のみが滑り落ちる雪崩を指します。表層雪崩の発生する条件として、強い寒波や発達した低気圧の接近が挙げられます。表層雪崩のスピードは100km〜200kmで、山麓から数キロに達し大災害をもたらすことがあるので注意が必要です。1m以上の積雪があるところに、新たに30cm以上の雪が降ることで特に発生しやすくなるため、積雪の状況や降雪量について、気象庁の情報をこまめに収集するようにしましょう。
積雪については「雪の状況 」、降雪量は「今後の雪」で確認することができます。
一方、古い積雪と新しい積雪がすべて滑り落ちる雪崩を、全層雪崩といいます。厳冬期に発生しやすい表層雪崩とは異なり、全層雪崩は気温が上昇するタイミングで発生することが多く、春先には注意が必要です。発生しやすい条件が揃うと「なだれ注意報」が発表されます。天気予報で「フェーン」「南風」「春一番」等のワードが出てきたときには、気温上昇が予想されるので、全層雪崩を警戒しましょう。
(参考記事)
【気象予報士が解説】12月は「雪崩防災週間」!身を守り逃げるポイント!
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nagi フリーランスライター
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配信: 防災ニッポン