自家製「ところてん」の作り方
ところてんの主な原料には、テングサが使われています。紅藻類テングサ目テングサ科に属する海藻類の一種。日本では主に九州や五島、四国などの地域でよく収穫されています。
テングサに含まれる食物繊維は、腸内環境を整える作用があります。さらに血糖値の上昇を抑え、血液中のコレステロール濃度を下げる働きが期待できます。
早速、自家製ところてんの作り方をご紹介します。ところてんは約99%が水分になるため、栄養はほとんどないそう。しかし、低カロリーなのでダイエット中の方でも気軽にたべられるのはうれしいポイントですね。
〜自家製ところてんの作り方〜
<材料>
・テングサ 30g
・水 2リットル
・酢 大さじ1
<作り方>
1. テングサを水洗いします。
2. 大きめの鍋にテングサ・水・酢を加え、沸騰したら30〜40分ほど煮込んでいきましょう。
3. ボウルの上にガーゼを敷き、ところてん液を漉していきます。
4. ところてん液をバッドに移し、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固めます。
5. 固まったところてんは、ところてん突きで細い棒状にし、お好みで酢醤油やごまを振りかけて召し上がってください。
ところてんをアレンジ! ところてん入り中華風サラダのレシピ
ところてんを使った中華サラダの作り方をご紹介します。辛いものが得意な方は、隠し味に豆板醤を入れるのがオススメですよ!
〜ところてん入り中華風サラダの作り方〜
<材料>
・ところてん 200g
・きゅうり 1/2本
・カニカマ 2本
・醤油、酢、ごま油 各大さじ1
・白ごま お好みの量
・おろしにんにく(チューブ) 小さじ1
<作り方>
1. きゅうりとカニカマを千切りにします。
2. ボウルに1のきゅうりを入れて塩を少々(分量外)まぶしたら、しばらく置きます。
3. 2のきゅうりに水気が出てきたら手で絞ります。
4. すべての材料を混ぜ合わせ、冷蔵庫で30分以上寝かせます。
5. 味がしっかり馴染んだら器に盛り付けて完成です。
アイデア次第で酢の物やパスタ料理など、アレンジしやすいところてん。さまざまなメニューに応用してみては? 夏に向けて減量中の方は、ぜひヘルシーなところてんを日々の食事に活用してみてください。