【青空レストラン】黄・赤・緑が鮮やか♡「メカブのだし巻き卵の天ぷら」に挑戦!だし巻き卵は天ぷらが正解

【青空レストラン】黄・赤・緑が鮮やか♡「メカブのだし巻き卵の天ぷら」に挑戦!だし巻き卵は天ぷらが正解

以前放送の料理番組『青空★満点レストラン』では、芸人の宮川大輔さんが宮城県気仙沼市でメカブの収穫をしていました。メカブは春が旬で、生のメカブを味わえるのは春ならではなんですって。番組では旬のメカブとかつおだしを卵に混ぜてだし巻き卵を作り、さらにカットしただし巻き卵を天ぷらにしていましたよ。産地ならではのアイデア料理!近所のスーパーでも生のメカブを売っていたので作ってみます♪

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『満点★青空レストラン』公式X(旧Twitter)がこちら!


番組公式X(旧Twitter)に放送回の様子がポストされていますよ。右下の画像が「メカブのだし巻き卵の天ぷら」です。だし巻き卵を天ぷらにするなんて、発想がスゴイですね。

ところでメカブって何でしょう?海藻の一種だというのは分かるのですが…。宮川大輔さんとゲストのお二人が手にしているのがメカブかしら?料理の前にメカブについて調べてみました。

メカブはわかめの根元部分なんですよ!

画像出典:photo AC

ぬるぬるとした海藻というイメージがあるメカブ。メカブはわかめの根元の部分のことで、実はわかめとメカブは同じ食材なんですよ。植物で例えると茎の部分がメカブ、葉の部分がわかめといった感じです。

私たちがスーパーなどで目にするメカブは、湯通ししたメカブを千切りにした状態。採れたてのメカブは画像のように固まりで、湯通しする前は濃い茶色をしているそうです。

メカブの産地・三陸地方では3月から4月の1か月間がメカブの旬と言われ、最高の味わいを楽しめるとのこと。『満点★青空レストラン』でも三陸地方の宮城県気仙沼市を訪れてメカブを収穫していましたよ。


生メカブがポイント!「メカブのだし巻き卵の天ぷら」を作ってみた!

【材料】(作りやすい分量)
千切りメカブ…100g ※だし巻き卵用
卵…5個
かつおだしベースの合わせだし…90ml
酒…小さじ2
薄口しょうゆ…小さじ2
千切りメカブ…少々 ※トッピング用
いくら…少々
天ぷら粉…適量 ※今回は30g使用
水…適量 ※今回は45ml使用
揚げ油…適量 

[かけるだし]
かつおの一番だし…500ml
みりん…25ml
酒…25ml
塩…少々
薄口しょうゆ…5ml

1.ボウルに卵、合わせだし、酒、しょうゆ、メカブを入れて混ぜ合わせます。

卵に生のメカブをたっぷりと加えます。

2.多めのサラダ油(分量外)を引いて中火で熱した卵焼き器に卵液を何回かに分けて流し入れ、だし巻き卵を焼きます。

卵焼き器を持っていないので小さめのフライパンでだし巻き卵を焼きます。卵液を3回に分けて流し入れて焼きました。

焼き上がっただし巻き卵は30分ほど置いて冷ましました。

3.だし巻き卵を8等分に切り、水で溶いた天ぷら粉をまぶします。

だし巻き卵を切ると中にはメカブがたっぷりと入っています♪今回はひと切れが2cmくらいの厚さになりました。このまま食べてもとてもおいしそう!

今回はてんぷら粉30gに水45mlを混ぜ合わせて衣を作りました。だし巻き卵に天ぷら衣を付けるなんて初めてです!

4.熱した油で揚げます。

今回は少なめの油を180℃に熱して揚げます。だし巻き卵には火が通っているので表面の衣が揚がる程度に、ひっくり返しながら3分くらいかけて揚げました。

5.鍋にかつおだし、みりん、酒、塩、しょうゆを入れてひと煮立ちさせます。

かつおの一番だしに少量の調味料を加えて味を調えます。ちなみにレシピ通りに500mlのだしを作りましたが、だし巻き卵にかけても半分くらいは余りました。

汁物として味わうなら500ml必要かもしれませんが、だし巻き卵をメインに味わうならかけるだしは半量以下でも足りると思います。

6.器にメカブと揚げただし巻き卵を入れ、温めただしを注いでいくらをトッピングします。

揚げただし巻き卵に温かいだしをかけ、生のメカブといくらをトッピングしたら完成です。

だしの味わいが広がり上品♪メカブの緑といくらの赤が華やかで特別感あり!

家庭料理とは思えない華やかなひと皿に仕上がりました♪だし巻き卵に混ぜたメカブと最後に乗せた生のメカブが卵の黄色に映えるのはもちろん、ツヤツヤのいくらが特別感を演出しています。これはおいしそう!

だし巻き卵1切れの厚みが2cmほどあるので、大皿に6切れしか入りませんでした。残りの2切れはお椀に入れてみます。

お椀に入れた方はだしを多めにかけて汁物風に。食べてみると、だし巻き卵の天ぷらからもだしからもかつおの味わいが広がって、とっても上品♪だし巻き卵を揚げたことで「揚げ出し豆腐」のような食感を楽しめます。

だし巻き卵の天ぷらは柔らかく、トッピングのメカブはシャキシャキ、いくらはプチプチ。3つの異なる食感を口の中で楽しめますよ♪

だしを少し含ませた「だし巻き卵の天ぷら」はこんな感じです。衣はうっすらとまとう程度でしたが「揚げ出し豆腐」のように油のコクが加わって、だし巻き卵のおいしさがぐっとアップしましたよ。

旬のメカブをたっぷりと使った「メカブのだし巻き卵の天ぷら」は、上品な和食店に出てくるような華やかなおかずでした。

最初はメカブをたっぷりと入れて、焼いただし巻き卵の状態で完成でいいのでは?と思っていましたが、天ぷら衣を付けて揚げることでコクが付いておいしさが格段に増しました。天ぷらで正解です!

生のメカブは春だけ店頭に並ぶ食材ですよ。見つけたらぜひ作ってみてくださいね。

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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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