■その日暮らしの義弟に不満。物理的な距離が問題を解決
まずは、義弟との関係に悩んでいたという女性のお話。いつもお金を出さず、さらに借金までお願いされたそう。
「旦那の弟は、とにかくお金にだらしないタイプ。定職に就かず、必要な時にだけ日雇いのバイトで稼いで、なんとかやり過ごしている状態でしたが、結婚するまでそのことは知りませんでした。
結婚後、弟が頻繁に遊びに来るようになりました。食事の時間になっても帰らないので、はじめはごはんを振る舞っていましたが、次第に外食の時にもついてくるように。しかも、お金を払う気配はありません。
そこまではなんとか我慢できていましたが、ついに『お金を貸してほしい』と私に言ってきたのです。旦那に相談したところ、『俺にも昔から言ってくるけれど、貸さないようにしている』とのこと。だから私に頼んできたのでしょうね。
もちろん断りましたが、あまり波風も立てたくはないし、子どもも義弟に懐いているので、冷たくするわけにもいかず、本当に悩みました。
その後、夫の転勤で遠くに引っ越したので、義弟に会う機会はほとんどなくなりましたが、身内との金銭のやり取りは心身ともに疲れるし、『あまり会いたくない』というのが本音です」(30代・女性)
自分の家族ならまだしも、たしかにパートナーの兄弟って、気を遣ってしまうかも……。物理的な距離を置くことで解決できたようですが、旦那さん、もう少し頑張ってくれてもよかったのでは!?
■夫の借金なのに全部妻のせいになっていた?
続いては、夫の借金が発覚し、義両親に頼ったという女性のお話です。悪いのは夫なのに、なぜか自分が悪者になっていたのだそう。
「夫が仕事でうつ病になり、会社を辞めてしまいました。このことは義両親に内緒にしておきたいらしく、口止めされていました。
家計の管理は夫に任せていたのですが、私に内緒で借金をしていて、その金額は120万円。返済が滞り、督促が来るようになったことで、私の知るところとなりました。
どうにもできなくなり、夫は義両親にお金を借りに行きました。借金返済と当面の生活費として150万円です。そのお金のうち、120万円は一括返済にあてました。が、その日から、夫は実家に寄りつかなくなり、その代わりに私が子どもを連れて義父母の世話をすることになったのです。
ドキドキしながら義実家へ行くと、義父は『念書を書いて拇印を押しなさい』と怖い口調で迫ってきました。夫にはやさしく対応してお金を渡したのに、私には念書を書かせて毎月返済することを約束させたのです。
お金を借りて助かったのは事実ですし、仕方なく署名をして拇印を押しました。夫の借金のために私が念書を書いて、私の給与から毎月5万円返済して、義父母のお世話をする生活が始まったのです。
この話はすぐに義姉の耳にも入ったようで、呼び出されました。もちろん、私が悪いという話になっています。『嫌だったら離婚して手当てをもらって、親(義父母)の介護をすればいい』『介護は長男の責任』と責められました。悔しいけど、黙っていました。
結局離婚はせず、今も月5万円の返済と義父母のお世話を続けています」(30代・女性)
仕事を辞めたのも、借金をしたのも、義両親にお金を借りたのも、全部旦那さんがやったことなのに。離婚せずに返済を続けているとのことですが、あまりにも理不尽なので、そのうち爆発してしまうのではないかと心配ですね。
(文・画像:ママテナ編集部)