家電レンタル6年 vs 購入4年!それぞれの利点と「新生活」に向けて思うこと

おはようございます。

ライフオーガナイザーの秋山陽子です。

わが家には、6年前(兄)、4年前(妹)、大学生一人暮らしを始めた子どもがいます。2人とも、4月から社会人スタート!今年に入り、ようやく就職する会社での配属先やこれからのことがわかってきました。引越しの段取りをしながら、家電をレンタルにした兄と購入した妹の費用や実際どうだったのかを聞いてみました。

■家電はレンタル!安心と便利さと新生活のスタートライン

6年前に大学生ひとり暮らしを始めた長男。家電を購入するかレンタルにするかを悩みました。悩んだ家電は、冷蔵庫と洗濯機と電子レンジ。

その時の記事はこちら:

>>>初めての一人暮らしスタート!「家電レンタル」で快適生活!家電は買う派?借りる派?

「この3つの家電は使えればいい」こだわりがない息子と、故障時の対応が安心できる親の思いからレンタル家電を選択しました。新品のレンタルを4年間続け、進学後に2年間延長し、計6年間の利用でした。

この期間中、故障時の対応や引越しの手続きが電話1本で済むことから、長男自身も安心して過ごすことができたよう。特に、ここ数ヶ月は修論発表に集中、就職先の配属が決まるのも2月半ばだったので、引越しの段取りが簡単に思えたことは、大きな安心材料となったようです。

トータル費用は概算で9万円程度。これに対して、購入を考えた場合は約7.5万円の購入代金と予想される1.5万円の廃棄・回収費用がかかると考えられます。将来的な引越しや新生活の準備を考慮すると、費用面の考え方は違ってきますが、現時点での費用は、購入と変わらないように思います。長男の場合は、一度ここでリセット。これからは、部屋ももっと自分スタイルを持つのだとか。こだわらなかった家電も選んで購入したい気持ちも出てきたようです。

■家電は購入!愛着のある一人暮らし経て新生活で優先したいこと

長男とは異なり、4年前に大学生一人暮らしが始まった娘は、家電を購入しました。冷蔵庫・洗濯機は、できるだけ好みのものが嬉しい。見た目が気になるタイプです。どんな物が来るかわからないのが嫌だったよう。4年後の引越しの段取りの煩雑さ、故障時の対応を考慮しつつも、コロナの影響で入学式がなくなり不安が募るなか、好みの家電を買うメリットも大きかったため、予算内で好きな家電を購入することにしたのです。

娘は長男と違い、選んだ好きな家電を使うことで家事に対するモチベーションが高まり、4年過ごした部屋への愛着も感じていました。

卒論発表で時間に追われ、引越しのことを考える余地がないのは長男と一緒。娘の場合は、就職後、上京し3ヶ月間マンスリーマンションで過ごすので、持ち続けるなら、実家保管かレンタル倉庫。売却するなら、出張買取になります。私が連絡したお店によると、買取基準は製造から5年以内の物が主流で、一部のメーカーでは、価格がつかず、持ち帰るだけの場合もあるそうです。

そもそも4年間使用で考えていたのもあり、総費用を考慮しても家電を持ち続けるメリットは限られていることに気づき、最終的には出張買取を選択しました。引越し前に出張予約を取るのが難しい時期でしたが、2月末の引越しにギリギリ1枠取ることができ、ほっとしました。洗濯機と冷蔵庫のコンセントは抜かないように言われ、小さいことですが、ギリギリまで使うことができたのは、嬉しい誤算でした。

4年間のひとり暮らしを経て、社会人になる娘は「乾燥機付き洗濯機にしたい」と、家電を選ぶ優先順位を考え、予算も立てているようです。