白馬在住パパによる「子どもと一緒に松明(たいまつ)滑走」のススメ

白馬在住パパによる「子どもと一緒に松明(たいまつ)滑走」のススメ

みなさんこんにちは。
長野県白馬村在住の 清水智*Shimizu Satoshiです。

以前は東京都の公立小学校で教員をしておりまして、現在は教育ICTのコンサルタントや
非常勤講師などを仕事とする複業先生として働いています。

このページでは、アウトドアを生活に取り入れる楽しさや数々の失敗談。
さらには教育移住や教育現場からの声をお伝えしていきます。

みなさんは、松明(たいまつ)滑走 というものをご存知でしょうか。

松明滑走は、夜のゲレンデを幻想的に彩る冬のイベントです。
スキーヤーやスノーボーダーが手に松明を灯し、滑り降りる様子は圧巻です。
ここ最近では、滑り降りる様子が上空からドローンでされ、映像で幻想的な
雰囲気を見たことがある方もいらっしゃるかもしれません。

今回のテーマは、2024年3月2日に行われた 栂池高原スキー場「雪の祭典」における
「松明(たいまつ)滑走」参加の様子を時系列でお伝えします。

18時45分 スキー場到着。ブーツに履き替え、板を持っていざ出陣。

すでに、会場から聞こえるBGMや屋台の香りにワクワク感が高まります!
今回はそれらを横目に、夜間のリフトに乗車。

事前にスタッフの方から安全面に関してレクチャーを受け、いざリフトへ。

もちろん、夜間は通常運行していないので特別乗車です。
闇夜のリフト乗車、これだけでも特別体験です。

ゲレンデ上部に到着すると、そこは当然真っ暗。ゲレンデ下部の闇世に光るのは、
栂池スキー場の宿エリアです。

今回の松明滑走スタートエリアには、インストラクターや一般参加者150名以上が
集まっており、大変賑やかでした。

いよいよ火が松明へ。

みんなで火をバトンリレーのように繋いでいきます。150人が一斉に大きな
松明を持つことになるので、真っ暗だったスタートエリアは一気に明るい世界へ。

スタート前のこの雰囲気、ドキドキ感もまた特別。

いよいよ滑走開始!
当日は、若干風があったので、松明を風下に向けて全員で滑っていきます。

滑る際にはトレイン(電車のような列)の隊形を取り、まるで大きなヘビのような形が
数列でゲレンデ横幅目いっぱいに広がって滑りました。

松明の先端に巻かれた布地には灯油が染み込んでいるため、結構な炎の勢いがあります。
火のついた状態でスピードを緩めすぎると、スノーボードの滑走者は滑りづらいし、
スピードが早すぎると板のコントロールに影響が出てしまうので、スキーであっても
スノーボードであっても滑走スキルが求められます。集中力大事!

 

約10分間の松明滑走は無事に終了。緊張感から一気に解放されました。

日常のスキーでは味わえない、闇夜のリフト乗車、150人近いトレイン、
松明照明を持って滑る。

親子でこれらのことをを、同じ時間と場を共有することで、また一つ良い思い出ができました。

今回の松明滑走ですが、栂池高原観光協会で事前に申し込みをすることで・・・

▷ 夜間のリフトに乗車
▷ 1人1本の松明(ストック再利用)
▷ 闇夜のゲレンデ滑走

を体験させていただくことができました。。

日常的に、栂池スキー場をはじめとしたHakubaValley で滑っている我が家ではありますが、
やはり松明滑走は格別です。

松明滑走に参加するスキー・スノーボード技術に規定は、特に運営者側からは
出てはいませんが・・・

◼︎ 炎や熱を怖がらない(見慣れている)
◼︎ スキーでは、2kg程度の重いものを10分間持って滑れる
◼︎ スノーボードでは、ゆっくり滑る・速く滑るスピード変化ができる

というスキルが必要になってきます。

 

松明滑走はイベント時に色々なスキー場で行われています。子供と一緒に参加できるイベントも多く、
親子で冬の思い出作りに最適です。

開催時期や参加方法は、各スキー場によって異なるので、事前に確認することをおすすめします。

松明滑走の光に包まれて、家族で忘れられない体験をしてみませんか?

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