どんな服装がOK?NG?
デザイン、色、素材について見ていきましょう。
まず、「デザイン」です。OKとされるのは、
「肌の露出の少な目の上品さの感じられるデザイン(袖があり膝が隠れる程度が目安)」
「ノースリーブの場合、羽織れるものを用意すると良い」
「基本はワンピースやツーピース」
「和装であれば、留め袖や訪問着(未婚の場合、振り袖もOK)」
です。
一方、NGとされるのは、
「胸や襟・肩・膝の露出のあるもの」
「ボディラインが強調されているもの」
「ヒョウ柄などの動物の柄入りのデザイン(苦手と思う人もいるからです)」
が挙げられます。
次に、「色」についてです。NGとされる色が白というのは知っている人の多いでしょう。「白色一色」というのは白は花嫁の色とされています。レモン色や薄いカーキ色なども白色と見間違えられる色合いのため控えた方が良さそうです。写真を撮った場合、白く見える事もあります。
また「黒色一色」も喪服と勘違いされる場合があるため、控えたほうがよいといえます。NGとまでは言えませんが、アクセサリーなどで華やかに見える工夫は必要です。
「素材」についても避けたほうが良いものがあります。
コットンや麻、ニットなどは、はカジュアルな印象を与えるためおすすめできません。また、毛皮や蛇などの皮製品(イミテーション含む)は、殺生を連想させるため避けた方が無難です。
小物類にも気配りを…
服だけでなく、靴やストッキング、アクセサリーにも気をつけるべきポイントがあります。まず、靴についてはヒールが細目のものはOKですが、ヒールの無い靴や低い靴、ブーツなどはカジュアルな雰囲気なため控えましょう。
ストッキングは、「黒」は不祝儀を連想させるため、ベージュや肌の色に近いものを選びましょう。
また、髪飾りやアクセサリーにも気を配ったほうが良さそうです。生花やティアラ、クラウン、白色の髪飾りなど、花嫁の象徴となるもの、また、輝きが強すぎるものや大きすぎるもの、華やかすぎるものは花嫁よりも目立つのでNGです。一方、普段使っているような髪飾りやアクセサリー、シュシュなどはフォーマルな感じではないため避けた方が無難です。
心が軽くなる「結婚式マナー」の考え方
配信: LASISA