みんなのグリーフケアは、「悲しみを抱えたまま、ひとりぼっちになる人をゼロに」というスローガンを掲げ、その道筋を「みんな」で創っていくために、深い悲しみや喪失、そのケアへの理解を深める各種講座やイベントを開催している。
今回、「みんなのグリーフケア もの書き部」が、毎日の生活の中で見つけたグリーフケアとつながる物語をそれぞれの言葉にのせて届けていく。
悲しみのケア「グリーフケア」を学んで優しい未来へ
グリーフとは深い悲しみや大きな喪失を表す言葉で、グリーフケアとはどうしようもない悲しみのケアを表す言葉だ。
1960年代にアメリカで始まったグリーフケアの重要性が日本において認識され始め、研究対象となったのは1970年頃からと言われている。
そこからおよそ50年が経った今、日本は多死社会を迎え、つながりの希薄化による孤立や災害対策に注目が集まり、グリーフケアの需要、必要性は今までになく高まっている。
グリーフケアの力は基本的には誰にも備わっているが、その力を磨くためには体系的に学習することが役に立つ。
そして、何よりも、今大切な誰かをケアをしている人がグリーフケアを学び、自分自身もケアすることができるようになること、疲弊することなく安心して現場でケアを担えるようになることは、ケアが循環する優しい未来へとつながる。
グリーフケアの物語を綴るnoteがスタート
今回、今目の前の人をケアすることに日々取り組んでいるケアワーカーたちが、グリーフケアの物語を綴る。グリーフケアガイドであり、「みんなのグリーフケア もの書き部」の仲間たちだ。
毎日の生活の中にあるグリーフケアの物語を読むことで、グリーフケアが特別なものではないことを感じ、同時に自身の大切な人との優しいつながりを思いだしてもらいたい。
配信: STRAIGHT PRESS