【大阪府】箕面市立市民ギャラリー「チカノバ」OPEN!3週連続オープニングイベントも開催

箕面市国際交流協会が、北大阪急行「箕面船場阪大前」駅直結の「箕面市立市民ギャラリー」の指定管理者として、3月23日(土)の新駅開業と同日に、新施設「チカノバ」を開館する。

施設は誰でも借りることが可能

箕面市立市民ギャラリーとして開館する「チカノバ」。施設名は、一般公募(応募総数419点)より選定され、新駅の“地下”階に位置することと、ラテン語で“新しい”という意味を持つ単語“nova(ノバ)”を組み合わせた造語だ。

同施設はアートギャラリー、カフェ、貸会議室、アトリウムを併設し、誰でも借りることが可能。普段なかなか出会うことのない人やモノが交差し、いろいろな化学反応を生み出す拠点となることを目指していく。

また、3月23日(土)のオープンを皮切りに、3週連続でオープニングイベントが開催される。

3週連続オープニングイベント

3月23日(土)・24日(日)に開催されるのは、参加無料の「各界のプロフェッショナルによる公開ブレスト会議」。2025大阪・関西万博の事業化支援チームの発足や、うめきた2期地区開発プロジェクトに携わり、「経済産業省特許庁I-OPEN」の有識者委員も務める山中哲男さんの司会・進行により、フードとアートにブランディングやエンタメの要素を加え、チカノバの事業をどう展開するのか、各界のプロフェッショナルがアイデアを出し合う会議となっている。

「公開ブレスト会議」終了後には、登壇者と交流できる、有料の「各界のプロフェッショナルとの交流会」を実施。コミュニティ・カフェ「comm cafe(コムカフェ)」の家庭料理やドリンクを楽しみながら、地域活性化のプロフェッショナル達と語り合うことができる。

3月30日(土)・31日(日)には、「遊牧民ひろば」として、「チカノバ」に遊牧文化が大集合!遊牧文明に魅せられて、モンゴル、カザフ、トゥバに30年以上通い続けた西村幹也さんがプロデュースするフェスティバルだ。

カフェでは、モンゴルのソウルフード「ホーショール(揚げ餃子)」と「スーテーツァイ(塩入バターミルクティー)」を用意。子どもから大人まで楽しめる民族楽器体験コーナーやモンゴル衣装の試着コーナーもある。

4月6日(土)・7日(日)には、有料の「デコロニアル~『植民地主義』の対極にあるもの」を開催。“デコロニアル”とは、ブラジルにおける黒人や先住民族の搾取や抑圧を含む植民地主義から受け継がれた遺物に対して、批判的に取り組む姿勢のことだ。

トークや映画の上映、ブラジルの格闘技「カポエイラ」の演武をとおして、“植民地主義”をひもとき、それに対抗してきた人たちの生きざまに触れる。

さらにこの2日間には、カフェ・チカノバにて、ブラジル料理(キャッサバと海老やチキンの煮込み料理)も楽しむことができる。

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