例文あり!保育園への連絡帳の書き方、初心者必見の記載ネタと記入のポイントを解説

例文あり!保育園への連絡帳の書き方、初心者必見の記載ネタと記入のポイントを解説

保育園で利用する連絡帳。保育士さんからのコメントが書かれていますが、書き方・使い方がわからないというパパママもいるのではないでしょうか?そこでこの記事では、保護者から保育園に子どもの家庭での様子を伝えるときの連絡帳の書き方や例文、0歳児の連絡帳に書いておきたい内容などを紹介しますね。先輩ママからの保育園への連絡帳の書き方に関するアドバイスも掲載していますので、保育士さんとのやりとりの参考にしてください。

保育園で連絡帳を利用する目的

まず、保育園ではなぜ連絡帳を使うのか、その目的から見ていきましょう。連絡帳には保育園からの子どもの様子や連絡事項などが書かれていますが、ただ連絡を書くためのものではないそうです。

保育園とパパママが連携して育児をするため

保育園で連絡帳を利用する一番の目的は、保育園とパパママが連携して育児をしていくためです。

連絡帳がなければ保育園は家での子どもの様子がわかりませんし、パパママは保育園での子どもの様子がわかりませんよね。お互いが子どものことをより詳しく知るために、保育園での様子をパパママに、家での様子を保育園に伝えるのが連絡帳なのです。

保育園にお知らせしたいことはもちろん、育児上の悩みや家庭での子どもの様子など…連絡帳には子どもに関するさまざまなことを書けます。

連絡帳にパパママからの報告があると、保育園はその内容にあわせて適切な対応ができるようになるので、子どものことで伝えたいことがあればどんどん活用してくださいね。

保育園によるパパママへの育児サポートのため

保育園で連絡帳を使うもう一つの目的は、保育園がパパママへの育児サポートをすることです。

厚生労働省による「保育所保育指針」には「子育て支援」という項目があります。そして、保育園の連絡帳は園からの子育て支援の一つ。

パパママの子育てに対する自信・意欲をサポートすること、子育て能力の向上をサポートすることなどのために連絡帳を利用しているのです。

保育園の連絡帳はただ連絡事項を書くためのものではなく、パパママが適切な育児ができるようサポートするための目的も持つツールなのですね。

保育園の連絡帳の書き方と例文

保育園の連絡帳はパパママが書き込んでこそ、保育園との連携に役立つもの。しかし、保育園の連絡帳をどう書けば良いのか…書き方に困りませんか?

そこでここからは、保育園と家庭との連携に役立つよう、上手な連絡帳の書き方についてケース別でポイントをお話していきますね。

ケース1:子どもの体調について

まずは子どもの体調について連絡したい場合です。風邪気味だったり、咳が出ていたり、少し体調が悪そうだったり…その日の子どもの体調は、保育園に必ず知っておいてほしいですよね。

連絡帳への書き方のポイントは、子どもの体調不良の症状や、体調が急に悪化した場合に保育園へお願いしたい対応を書くことです。具体例を見てみましょう。

「36.8℃といつもより少し熱が高めなので、体調が悪化した場合はご連絡ください。」連絡帳にこのように書いておけば、保育園はパパママの希望に沿った対応をしてくれるはずです。

ケース2:子どもの食事内容について

次に、子どもの食事内容について連絡をする場合です。保育園によっては、連絡帳に食事の内容を記入する欄がある場合もあります。

たとえば、0歳児の保育園への連絡帳なら、ミルクの時間や回数、離乳食の進み具合などを書く書き方があります。

また、子どもの体調管理で利用される項目でもあるので、食べたものの内容も書くと保育園側もわかりやすいです。「人参と大根のスープ・ふりかけごはん・チーズハンバーグ」など献立を書き、食べる量が極端に少なかった場合など、いつもと少し食事の様子が違うときは特記として記載することをおすすめします。

ケース3:家庭での子どもの様子を共有する

保育園に家庭での様子を共有する場合、連絡帳に保育園から帰ってからの過ごし方、休日のおでかけの内容、子どもが好きなおもちゃや遊びを書きましょう。

保育園と直接関係のないことでも、保育士さんから声掛けをしてくれたり、日中の遊びに取り入れてくれたりする場合もありますよ。

ケース4:週末の過ごし方について

保育園に行かない週末に、子どもが何をして過ごしていたか伝えるケースですね。週末のできごとを伝えておけば、保育士さんは子どもとのコミュニケーションが取りやすくなるので、外出した場所や一緒に遊んだことなどがあればぜひ書いておきましょう。

書き方は「週末は○○というテーマパークに行きました。遊具がたくさんありましたが、特に○○が気に入っていたようで何回も楽しんでいました。帰りは疲れたのか、車の中で眠ってしまいました。」と、具体的に書くのがおすすめです。

ケース5:子育ての悩みについて

保育園の連絡帳には、子育ての悩みも書けることをご存知でしょうか?子どものプロフェッショナルである保育士さんなら、子育てに関する悩みにも的確にアドバイスしてくれるかもしれませんよ。

連絡帳の書き方の例文としては、保護者の方から「好き嫌いが多く食事をほとんど食べてくれませんが、どのような工夫をすれば良いでしょうか?」「毎日のように兄弟喧嘩をするのですが、止めるための声がけを教えてください」などと書けばOKです。

ケース6:保育士さんに「ありがとう」を伝える

子どもが楽しそうに保育園の話をすると、保育士さんに対する「いつもありがとう」という気持ちが沸き上がってくることもありますよね。

保育園の連絡帳は、保育士さんへの「ありがとう」の気持ちを伝えるにも良いツールです。

シンプルに「いつもありがとうございます」と書いても良いですし、「今日保育園でした○○がとても楽しかったそうです。ありがとうございます。」と具体的に書けば、保育士さんにとっても参考になるでしょう。

さらに楽しい遊びや行事のヒントとなるかもしれませんね。

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