原材料を見ると…
パッケージの裏側の原材料を見ると、小麦粉や砂糖、チョコレートチップなど、クッキーの材料に混じり、クリームシチューの具材である、“チーズ”“玉ねぎ”“にんじん”の表記が確認できる。突きつけられる現実。あぁ…。ついにカントリーマアムまで変わり種を出してしまったか。
なかにはオレンジ色のキューブが…
見慣れたカントリーマアムよりも、ひとまわりほど小さいクリームシチュー風味。中身を確かめるべく、半分に割ってみると、今までのカントリーマアムにはなかった、オレンジ色のキューブが。きっとシチューの具であるチーズかにんじん、どちらかなのだろう。
口元にクリームシチュー風味を近づけると、クッキーの甘い香りと同時に、シチューのまろやかで香ばしい香りが迫ってくる。意を決してひと口食べると、クリームシチューの味わい…はあるものの、カントリーマアムの甘くておいしい味も負けじと主張。なんというか、カントリーマアムのバニラ味をクリームシチューにつけて食べたらこんな味になりそう…。なので、クリームシチューの再現度はかなり高く、そこはスゴイ。しかし、おいしいかまずいかは別のお話。味の好き嫌いがハッキリ分かれるお菓子であることは確かだ。
ほかにも奇想天外なお菓子が…
不二家からは、ほかにも食べてみたくなる、定番菓子の奇想天外な味が販売されていたという情報をGET。誰もが知っているであろう、不二家の名作・チョコレートの『LOOK』と、サクサクの生地でおなじみの『ホームパイ』から、ハバネロ味が販売されていたらしい。
パッケージの画像を見ると“甘いけど辛い、クセになるおいしさ”と、紫色の背景に、おどろおどろしい字体で表記されている。一体どんな味だったのだろうか…。もし、コンビニやスーパーで見つけたら、一度食べてみると面白いかもしれない。
また、2017年1月27日にグリコから『ジャイアントカプリコ<生ハムメロン味>』が登場。こちらは、コンビニやスーパーなどでの「販売」ではなく、イオンファンタジーが運営するファミリー向けアミューズメント施設「モーリーファンタジー」と「PALO」で、クレーンゲームの景品として、手に入るのだとか。味はまったく想像がつかないが、生ハムメロン味というフレーバーのインパクトに圧倒され、ゲームセンターで見つけたら思わずプレイしてしまいそう…。
筆者が学生の頃、学内で「ソフトクリームにフライドポテトをつけて食べる」という変わった食べ方が一時的に流行ったが、それに近いものなのか…。思えば数年前、ポテトチップスにチョコレートがかかった商品が数多く発売され、ポテトチップスのしょっぱさとチョコレートの甘さにハマる人が続出し、話題になった。カントリーマアム『クリームシチュー風味』やジャイアントカプリコ<生ハムメロン味>も、何かのタイミングで爆発的な人気になる日がくるのかもしれない(?)。
(文・山本健太郎/考務店)