「いつか何かに使えるかも」と、たまってしまった空き箱や紙袋はありませんか？ ちょっとしたアイデアで、素敵に活用できます。暮らし上手なブロガーやインスタグラマー、スタイリストに教えてもらった活用術を参考に、おしゃれなリサイクルを楽しんでみませんか。
この記事は月刊誌『毎日が発見』2024年3月号に掲載の情報です。
＜空き箱＞収納からインテリアまで多目的に使えます
・ふたはトレイやフレームとして使うのにぴったり
・カットしたり穴を開けたり、加工してもOK
大きさも種類もさまざまで、用途も多様。
丈夫なものは活用の幅が広く、食品や雑貨が入っていた箱も仕切りなどに使えます。
生活感が気になるときは、粘着シートなどを貼って好みにリメイクするのもおすすめ。
＜この空き箱にも注目＞
スマホの箱……引き出しの仕切りにぴったり
靴の箱……長方形でかごのように使える
＜紙袋＞小さめでマチが広いものが使いやすい
・持ち手を残せば浮かせる収納もできる
・マチが広いほど物が入れやすい
厚手の紙袋は丈夫で長持ち。
口を折り返したり、持ち手を取ったり、サイズ調整も簡単です。
収納に使うなら、大きいものより小さいものでマチが広いタイプがおすすめ。
ロゴやデザインが部屋のアクセントになることもあります。
＜この紙袋にも注目＞
A4サイズの袋……ファイルボックスがわりに
ブランドショップの厚手の袋……かごや箱がわりに
空き箱の活用アイデア
ティッシュの箱で
＜収納ボックス＞
高級ティッシュの箱は、高さがありデザインもシンプル。
ちょっとした収納ボックスとして使えます。
「取り出し口を切り取らずに、内側に折り込んで貼ると、見た目も美しく、箱が頑丈になります」（坂本典子さん）
チョコレートの箱で
＜フラワーボックス＞
「外側をクリーム、内側を炭色のグレーでペイント。そこに造花を飾り、大人かわいいギフトボックス仕立てにしました」（柳 美菜子さん）。
空き箱リメイクに見えないほど高級感満点。
薄い箱やふたで
＜アートフレーム＞
箱やふたを立てると、ふちがフレームのような形に。
その雰囲気を活かして、カードや花を飾るとすてきなコーナーができます。
「軽いので、壁に貼りつけても大丈夫」（坂本典子さん）
花器にしたミニ瓶の固定は毛糸で。箱に穴を開け、毛糸を通して裏で留めると倒れません。
壁への固定は画びょう。ポストカードを貼った台紙は、ふたの高さに合わせて高さをつけ、画びょうに引っ掛けてはめ込みます。
紙袋の活用アイデア
シンプルな紙袋で
＜壁掛けティッシュケース＞
「紙袋の底に取り出し口の穴を開けて、ボックスティッシュを箱ごと逆さに入れるだけ。壁掛けにすると、下からティッシュが取り出せます」（かおるさん）。
重さを考えて、丈夫な持ち手の紙袋を使って。
紙袋が破れないように、取り出し口の周囲はマスキングテープで補強。
かわいい紙袋で
＜鉢カバー＞
紙袋のデザインがインテリアのアクセントになる鉢カバー。
「プラスチックの無骨さが隠れて、おしゃれに見えます」（坂本典子さん）。
水をやるときは外し、ある程度乾いてから再びカバーして。
丈夫な紙袋で
＜根菜入れ＞
クラフト製のしっかりした紙袋は、重量のあるものを入れても大丈夫。
「小さめの紙袋の口を折り返し、常備する根菜入れに。パントリーの中のかごの仕切りとしても活躍」（歌菜さん）
小さめの紙袋で
＜浮かせるゴミ箱＞
内側にポリ袋をセットし、ダイニングテーブルの下にフックで引っかけた簡易ゴミ箱。
「じか置きしないので掃除しやすく、スッキリ。来客時は移動もできるので便利です」（メイさん）
構成・取材・文／佐藤由香 撮影／木谷基一 スタイリング／坂本典子
＜教えてくれた人＞
柳 美菜子さん（DIYブロガー）
メイさん（ブロガー）
かおるさん（ブロガー）
歌菜さん（片付け& カラーセラピスト）
坂本典子さん（スタイリスト）
配信： 毎日が発見ネット
