「なんで?!」親の大変さを痛感する負荷試験。病院でクリアした食材を自宅で食べさせたら…?

「なんで?!」親の大変さを痛感する負荷試験。病院でクリアした食材を自宅で食べさせたら…?

みんさんは夫と息子ミーくんの3人家族。ミーくんは消化管アレルギーがあり、小麦や大豆、卵黄が食べられません。いよいよ「負荷試験(正式には「食物経口負荷試験(OFC)」)」を受けることになったミーくん。食物経口負荷試験は、アレルギーが確定しているかまたは疑われる⾷品を単回あるいはは複数回に分割して摂取させ、症状の有無を確認する検査です。ミーくんにうどんを食べさせたあとはひたすら待機する時間。みんさんと離れるとミーくんがギャン泣きするため、みんさんは昼食の時間も取れません。空腹と疲労で動けず、疲労困憊のみんさんなのでした……。

えっ!? 病院では大丈夫だったのに…

ついに待機時間が終わり、うどん1gの負荷試験ではミーくんのアレルギー症状は見られず、私はホッとできたのですが……。














うどんの食物経口負荷試験を受けてから1カ月後、ミーくんは豆腐5gの負荷試験を受けることに。自宅から持参した豆腐とコーンを混ぜたものを食べさせようとしますが、今回もミーくんはギャン泣き。40分かけてようやく食べさせることができ、うどん1gに引き続き、豆腐もクリアします!
そして、みんさんは自宅でも豆腐ハンバーグにチャレンジ……!


しかし、豆腐ハンバーグを食べてから2時間後に、ミーくんが嘔吐してしまいました。すぐに病院へ電話するみんさんでしたが、日を置いて、半分くらいの量から週3回試すように指示されます。久しぶりにミーくんが嘔吐したことでみんさんは動揺しますが、その後はミーくんのアレルギー症状も見られませんでした。そして2週間後に病院を受診すると、医師から、1カ月ごとに1gずつ豆腐の量を増やし、5gまで自宅で試すよう指示されました。


豆腐5gの食物経口負荷試験はクリアしたものの、自宅で豆腐ハンバーグを食べて嘔吐してしまったミーくん。みんさんは、自宅で調理した際に多く与え過ぎてしまったのではないかと反省していましたね。高増先生曰く、消化管アレルギーで同時に3種(小麦、大豆、卵黄)ある子は少ないのだとか。そのため、みんさんのミーくんの食事に対する配慮は想像以上に大変なのものだったのではないでしょうか。


親も子もなかなかにつらい食物経口負荷試験ですが、医師や周りの人に頼りながら頑張っていってほしいですね。


※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。


>>次の話


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監修者:医師 神奈川県立こども医療センター アレルギー科医長 高増哲也先生 著者:マンガ家・イラストレーター みん

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