北海道旭川市にある木製品製造メーカーのMOKKOUは、これまで捨てられていた端材や木屑などを利用して製品を開発している。この度、「UPCYC PRDCT(アップサイクルプロダクト)」と名付けたプロジェクトから生まれた製品を、4月3日(水)より、旭川デザインセンター内のADCセレクションにて販売開始する。
旭川生まれの木工クラフトメーカー
MOKKOUは、2022年11月に創業した木工クラフトメーカーだ。マスタークラフトマンの佐藤誠氏と、アートディレクター・グラフィックデザイナーのゲンママコト氏が代表となっている。
現在は、特注と言われる受託製造を中心に、手のひらに乗るような小さな木製品を生産。「MOKKOUを世界の共通語に」を合言葉に、旭川・日本のものづくりを下支えし、世界に発信していく企業を目指している。
木の端材を新たな製品に
「UPCYC PRDCT」とは、日々生まれる製品の影で捨てられ、燃やされるのを待つ端材たちに利用価値を見出し、新たな製品として世に送り出すプロジェクトのこと。
例えば、木の香りがする木材チップをアロマオイルのディフューザーにしたり、今まで印刷所で捨てられていた紙からパッケージやPOPボード、陳列ボックスなどを製作したりしている。
端材を単にリサイクルするのではなく、価値を高めることによって持続可能な取り組みにしていきたいという。
配信: STRAIGHT PRESS