【茨城県つくば市】研究学園都市らしい暮らしに触れよう

茨城県つくば市

日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。

今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。

「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。

今回は、茨城県つくば市を写真とともに紹介する。

Vol.194/茨城県つくば市

つくば市は、筑波研究学園都市という呼び名を持っている。国の研究開発拠点であり、東京の過密緩和を図るという役割も担っている。確かにつくばエクスプレスに乗れば、秋葉原まで45分で着いてしまうのだ。暮らしのあり方のヒントが、つくば市にはたくさん隠されていそうな気がする。

そして、今回は「JAXA 筑波宇宙センター」と、「地図と測量の科学館」、さらに洞峰公園を訪れた。

つくば市街地へ

JAXA 筑波宇宙センターに訪れた。ワクワクする展示だった

次に「地図と測量の科学館」へ。地図づくりは根気のいる作業だと感じられた

さらに、洞峰公園へ

木々と自然が豊かな公園だ

JAXA 筑波宇宙センターの展示は、とにかく圧倒的な質と量に驚かされる。宇宙のことには詳しくないし、抑えるべきツボを外している部分も多いと思う。でも、「宇宙に携わることがカッコいいんだ」という憧れと喜びに溢れた気持ちになった。家族で訪れていた子どもは、純粋な瞳をさらにキラキラさせて、食い入るように展示を見上げていた。小さい頃にこの展示に触れていたら、自分も進みたい道が変わっていたかもしれない、と思うぐらいだ。

次に、国土地理院の地図と測量の科学館を訪れる。入り口では3Dメガネをかけて、日本地図を立体的に見ることのできる仕掛けから始まり、展示も古地図や等高線など、いろんな刺激に触れることができた。とにかく、地図作りは根気のいる作業が多いと感じられたし、携わっている方には尊敬の気持ちでいっぱいだ。

綺麗に整備された洞峰公園は、市民の憩いの場として、穏やかな空間をつくり出していた。水辺も緑も、心を落ち着かせるにはもってこい。子どもにとっても広々と楽しく過ごせるような公園だった。つくば市ではワクワクと落ち着き、どちらも身近な暮らしがあると感じられる。

(仁科勝介)

写真家プロフィール

仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお

写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。

『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。

旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp

仁科勝介公式Twitter:https://twitter.com/katsuo247

仁科勝介公式Instagram:https://www.instagram.com/katsuo247/

   

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STRAIGHT PRESS[ストレートプレス]
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ストレートプレスは、グルメやファッション、ビューティー、ライフスタイルなど、身近なカテゴリで、日本全国を網羅した情報を幅広く取り上げ、生活に役立つ情報をストレートに発信するニュースメディアです。
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