「動きやすい服装で」散歩デート?と思ったら…生理2日目、彼に連れて行かれた場所は!?

「動きやすい服装で」散歩デート?と思ったら…生理2日目、彼に連れて行かれた場所は!?

私は生理が比較的軽く、これまで大きなトラブルを起こしたことも、寝込むほどしんどい思いをしたこともありません。そのため、お付き合いしている彼にも特に相談するでもなく、ずっと自分の生理事情は言わずにいたのです。でも、それがかえって悪い結果を生んでしまうこととなり……。

生理が比較的軽い私

学生時代から生理が軽く、これまで生理中にしんどい思いをすることがあまりなかった私。生理痛があるのは初日くらいで薬に頼ることなく過ごせましたし、経血量も比較的少ないので体調不良になることはありません。生理周期は33~34日で安定。気分の浮き沈みもなく、自分自身をコントロールしやすい体質です。


もちろん私とは逆に、生理がくるたびつらい思いをしている女性は世の中に大勢いることはわかっています。昼でも夜用ナプキンを使わないと間に合わない人、だるさがひどくて生理期間中は寝込んでしまう人、PMS(月経前症候群)で情緒不安定になってしまう人……。友人の中にも何らかの症状を抱えているという話を聞きます。


そんな体験談を聞くたび、「自分は恵まれているんだな」としみじみ思い、同時に「自分のことを言ったら嫌な思いをされるかも……」とのためらいがあって、私は自身の生理について周りに話さずにいたのです。

彼が企画したサプライズデート

28歳のある日。当時お付き合いしていた彼から内容を知らされずデートに誘われました。前日には、彼から「明日はスニーカーと、動きやすい服できてね!」とだけ指定が。私は「公園かどこかでお散歩するのかな?」と軽く考えていたのですが、迎えたデート当日、電車の乗って辿り着いた先は……なんと高尾山!


「えっ……? 高尾山……今から?」と戸惑うばかりの私に、彼は満面の笑みで「サプライズ登山だ!」と言うのです!「紅葉がきれいだから一緒に登ろう!」と。想いはうれしいのですが、この日、私は生理2日目。そんなこと彼は知る由もなく、私はただただ苦笑いしかできませんでした。


幸いにも高尾山は、山の中腹までケーブルカーとリフトが運行しています。ここぞとばかりに、私は「リフトを利用したいな!」「登山なんてあんまりしたことないし、体力温存したい!!」と、リフトの利用を猛プッシュ! 必死さが伝わったのかリフトへの誘導に成功し、初心者コースを歩くことでなんとか登山デートを乗りきりました。

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