【シェフ三國のワンパン】「豚肉を最も美味しく焼く方法」をお試し!これだと肉もパサつかない⁉え、バター⁉

【シェフ三國のワンパン】「豚肉を最も美味しく焼く方法」をお試し!これだと肉もパサつかない⁉え、バター⁉

フレンチというと仔牛肉やら鴨肉やら高級そうな肉料理をつい思い浮かべますが、三國シェフがYouTubeで紹介していたのは豚肉のロースト。フレンチなのに家計にやさしいのは、とてもありがたいことですよね。火を入れ過ぎるとどうしても硬くなる豚肉を、”おいしくて柔らかなメイン料理に仕上げられる”という三國シェフの言葉を信じて、さっそく作ってみました!

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三國シェフの「豚肉ロースト クリームソース(Sauté de porc à la crème)」の材料と作り方

【材料】※2人前
・豚肉厚切り…2枚(とんかつ用がおススメ) 
・ガーリックパウダー…小さじ1/2
・小麦粉…大さじ1
・白ワイン…大さじ2
・生クリーム…100ml
・レモン汁…大さじ2
・にんにく…1/2かけ
・パセリ…少々
・塩…適量
・白こしょう…適量
・無塩バター…20g

今回、豚ロース肉を使用。

・にんにくはみじん切りにしておきます。
・パセリははさみで適当な大きさに切っておきます。

【作り方】※調理時間:10分
1.包丁の先で、豚肉の脂と筋の部分に切れ目を入れます。

※縮まないようにするためですので、深めに包丁を入れましょう。

2.塩、白こしょう、ガーリックパウダーで両面に下味をつけ、小麦粉を軽くまぶします。

3.フライパンにバターを入れ、中火で熱します。

4.泡が立ってきたら豚肉を入れます。

5.強火にして焼き色をつけながら肉を両面焼き、一度皿かバットなどに取り出します。

6.フライパンの余分な脂を捨て、強火のまま白ワイン、にんにく、生クリーム、レモン汁を入れ、豚肉を汁ごと戻します。

※フライパンの脂はもったいないと思ったら別皿に取っておいて、他の料理に使いましょう。

7.泡立つ中で豚肉に火を通したら豚肉を取り出し、皿に盛りつけます。

8.フライパンに残ったソースにパセリを加え、味見をして塩、白こしょうで味を整えます。

9.ソースを肉の上にたっぷりかけて、出来上がりです。

バターを火にかけた時点でおいしそうな匂いが立ち始め、肉が焼け始めるともう食欲が刺激されてしまいます。もったいないように思えますが、余計なバターを取り除くことでしつこさが軽減され、バターの旨味をまとった肉のおいしさが味わえました。

今回は厚さ1cmほどの豚ロース肉を使いましたがとても柔らかく仕上がり、しかもパサパサした感じが全くないしっとりとしたおいしい豚肉料理になりました。三國シェフが言うには、バターが泡立つ中で煮込んでいるからパサパサにならないとのこと。次回以降もこの技はぜひ使ってみたいと思います。

バターはちょっと、という人もいるとは思いますが、20gが全て皿に乗るわけではありませんし、バター特有の旨味はこの料理にとてもよく合っています。オリーブオイルでもいいと三國シェフは言っていましたが、わたしは食べてみた結果、バターが正解のように思います。そもそも小麦粉はバターと相性がいいこともありますが、比較的さっぱりとしたオリーブオイルよりは旨味とコクのあるバターの方がソテーやローストには合うと思います。

白いご飯はもちろん、バターライスにも合う料理ですが、バター×バターではしつこくなりすぎるような気もします。このあたりはお好みで試してみてください。

肉料理は厚みが増すほど火を通すのが難しくなりますので、中は半生なのに外は焼きすぎといった状態に陥りやすい傾向にあります。特に豚肉はよく加熱しないと食中毒の原因にもなるため、加熱しすぎになりがちです。

今回の料理法は表面だけ焼くのではなくバターの泡で包みながら加熱しているため、短い時間でも中まで火が通り、しかもしっとりした肉の旨味が感じられ絶品です。時間をうまく調整できれば、もっと厚い肉でもいけそうですので、ぜひ次回挑戦してみたいものです。

ということで、とてもおいしいフレンチが手軽においしくできますので、ぜひ作ってみてください!

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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