HSP社員と接する中で感じた父としての思い…自閉症の娘の将来

HSP社員と接する中で感じた父としての思い…自閉症の娘の将来

このお話は、著者・マミヤ(@mamiyang83)さんの夫が会社で体験したエピソードを元にしてします。新入社員の村西くんから「HSP(繊細な人)」である、と打ち明けられます。最初は戸惑い、接し方がわかりませんでしたが、次第に配慮することの大切さと難しさを痛感。そして話は、思いがけない方向へ展開します…。『新入社員がHSPだと言ってきた』をダイジェスト版でごらんください。

©mamiyang83

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HSP社員との歩み寄り

中間管理職であるマミヤさんの夫は、あるプロジェクトを任されます。メンバーには、新入社員の村西くんも含まれています。今回、一緒に仕事をするのは初めてです。慌ただしく顔合わせとタスクの割り振りをし、村西くんへお願いしていた仕事の締め切りが間近に迫ってきました。

ところが、締め切り前日に「データができていない」と報告されます…。さらに、仕事に手が付かなかった理由は「HSPだから」というものでした。村西くんは、特別な配慮をしてほしいと考えています。

ですが、初めて村西くんの特性を知らされたマミヤさんは対応に困り果てます。どんな理由があったとしても、期日の直前に「仕事が終わってない」と告げられたら、誰でも混乱しますよね…。

このあと、マミヤさんは村西くんの教育係だった人から話を聞きます。そして、「自分にも配慮が足りない部分があった」と反省し、村西くんと向き合います。

そして村西くんも、HSPを理由に仕事ができないと言ったことはよくなかったと反省。お互いに、歩み寄ることができました。仕事もどうにか無事に終わったようです。

診断アリの社員へどこまで配慮する?

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現在、マミヤさんが勤める会社には、何らかの診断が付いている人が従業員として働いています。実は、マミヤさん夫婦の娘は自閉症スペクトラムです。だからこそ、普通の会社員として働く人がいることを知り、うれしく感じます。

ですが、現実はうまくはいかないようです。まわりに迷惑がかかるほどお休みが多いのは、大変ですね。

間近でさまざまな社員をみているからこそ、娘・しぇーちゃんの将来について考えます。

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