ゆで卵の殻が上手にむけない理由は?
ゆで卵をいつもどおりの手順、時間で作っても、なぜか殻が上手にむけない、白身とくっついてボロボロになったという経験はないでしょうか。農林水産省のX(旧ツイッター)アカウント(@MAFF_JAPAN)が、2024年4月4日(木)に、2月に1.2万いいねが付くほど人気のあった投稿「ゆで卵を“茹でずに作る”方法 」に補足情報を投稿しました。
それによると、
「産みたての卵は卵白に多くの炭酸ガスを含んでおり、そのような卵を茹でると、卵殻膜と卵白が接着してきれいに殻がむけません。
冷蔵庫で数日おいた卵を使うと、殻がむけやすくなります!」とのこと。
昔から「ゆで卵にするなら古い卵を使うのが良い」とよく言われます。卵の殻には無数の小さな穴(気孔)があいています。時間の経過とともに、この穴から二酸化炭素が抜けていきます。新鮮な卵は二酸化炭素が多く含まれているため、卵白に含まれる二酸化炭素が膨張して、白身の薄皮が殻にピッタリ接着し、むきにくくなるのでしょう。
ゆで卵を上手にむけないという人は、買ってきて時間が経過した卵を使ってみてはいかがでしょうか。
(LASISA編集部)
配信: LASISA
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