5月5日の端午の節句には「鯉のようにたくましく元気に育ちますように」との願いを込めてこいのぼりを飾ります。
当日は柏餅やちまきを食べるのが一般的ですが、食事については特別な風習がなく「食事は何を作ろう」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、子どもが思わず笑顔になるこいのぼりを模したいなり寿司のレシピを紹介します。
彩り豊かな「こいのぼりいなり寿司」のレシピ
今回は、かまぼこ、ツナきゅうり、ホタテ、いくらの4種類の味を用意します。尾びれと胸びれに見立てたかいわれ大根を添えると、より鯉のぼりらしくなりますよ。
火を使わずに作れるため、お子さんと一緒に作るのもおすすめです。
材料(8個分)
- いなり揚げ 8枚
- ごはん 1合(約330g)
- いくら 約15g
- ホタテの刺身 2個
- かまぼこ 1cm
- きゅうり 1cm
- ツナ 1/4缶
- マヨネーズ 適量
- スライスチーズ 1/2枚
- 焼き海苔 適量
- 桜でんぶ 適量
- かいわれ大根 適量
<すし酢>
- 米酢 大さじ1と1/2
- 砂糖 大さじ1と1/2
- 塩 小さじ1/2
作り方
1<すし酢>の材料を混ぜます。
2ごはんにすし酢を回しかけ、切るように混ぜて酢飯を作ります。
全体にすし酢がなじんだら、乾燥しないように濡れ布巾をかけて冷まします。
3かまぼこは3枚にスライスし、三角形になるように6等分します。
4きゅうりは4枚にスライスし、4等分します。
5ツナにマヨネーズを入れて混ぜます。
6ホタテの刺身を半分にスライスします。
7かいわれ大根は、葉の部分だけ取ります。
8スライスチーズを丸い抜き形で8個抜きます。
型がない場合は、爪楊枝で円形を描くと切り抜けます。
9焼き海苔をハサミでカットして、目玉と口を8個ずつ作り、目玉は8に重ねます。
10いなり揚げを開き、上部を5〜10mm内側に折り込みます。
11酢飯を8等分し、軽く丸めたら、いなり揚げに詰めて表面を平らにします。
12左側に目玉と口を置き、頬のあたりに桜でんぶを散らします。右側に、かいわれ大根の葉を置きます。
13かまぼこをうろこに見立てて置きます。(2個)
14右半分にシーチキンを広げ、きゅうりを置きます。(2個)
15ホタテを2枚、少しずらして並べます。(2個)
16右側にいくらを並べます。(2個)
18お皿に盛ったら完成です。
端午の節句に食べるもの
端午の節句には、子孫繁栄の象徴である柏の葉を巻いた柏餅を食べることが一般的です。また、関西や中国地方では、お団子を笹の葉で巻いたちまきを食べる風習があります。
その他にも、縁起が良い食材を使用した料理も人気です。例えば、カツオは語呂合わせで「勝つ男」となることから、強い男に育つようにという願いが込められています。生命力が強いタケノコも、真っ直ぐ素直に大きく育ってほしいという願いが込められており、縁起物とされています。
配信: hitotema