連絡帳、つい盛って書いてしまう
保育園の連絡帳を書くのって、本当に大変ですよね。また、毎日精一杯子どもと過ごしている中で、栄養バランスに注意しきれなかったり、寝かしつけが遅くなったりすることはあると思います。そんなとき正直なことを書いたら「どんな家庭なんだ?」と思われそう…そんな不安を抱えたことはありませんか?
そんな不安を抱えると、つい「食べたもの」「寝た時間」について、ちょっとした嘘を書いてしまったり、盛って書いてしまうこともあるかもしれません。保育士としては、パパやママの思いがとてもよくわかる一方で、できれば正直に書いてほしいなと思っています。
保育士が連絡帳を盛ってほしくない理由
もっとも大きな理由は、保育士はありのままの子どもの状態を知っておくことで、子どもの変化に気づけるようにしたいからです。
家庭での様子をあまり盛り過ぎて書いてしまうと、子どもの体調や機嫌、また心の変化に気がつけない場合があります。保育士の仕事は、ただお子さまをお預かりするだけではなく、心も体も健やかにお預かりすること。そして大切な命をお預かりするために、正しい情報を知っておく必要があると考えています。
子どもとの会話から「あれ?」と思うことも
連絡帳の内容が「ちょい盛り」の状態だったとき、実は保育士が気づいていることもあります。
よくあるのは、もうおしゃべりできるお子さんからお話を聞いたときです。朝食べたものの話が連絡帳と違ったり、遅くまで起きていた話を聞いたり。気づいてしまったからといって、保護者の方に何か言うことはありませんが、もし遅く寝たことに気づいた場合は眠そうでないか気を付けるなど、注意を払って接するようにしています。
配信: ママリ