●歩幅は小さく足の裏が地面と平行になるように
ウェブサイトによると、歩き方のコツはおもに2つ。ひとつめは、小さな歩幅で歩くこと。歩幅を大きくすると早く前に進む半面、脚を高く上げることになる。すると、身体の重心のブレが大きくなるため、転倒リスクが高まるのだそう。
2つめは、靴の裏全体をつけるように歩くこと。通常の歩行時は、足を着地する際に踵から着地することが一般的。この時、接地面は踵のみ。小さな接地面では重心がぶれやすくなり、路面が凍ってつるつるする場合転倒しやすいのです。足の裏全体をつけることで体重が分散され、滑りにくくなるというわけ。とはいえ、すり足で歩けということではなく、地面と足の裏が平行になるように。
●2月は転倒による緊急搬送人員増加
東京消防庁ウェブサイトによると、転倒による緊急搬送人員は2月が最も多く、713名(平成25年3月から平成26年3月調査)。時間帯で見ると、8~10時台が多く、降雪のあった翌日は特に注意が必要とのこと。また、高齢者だけに限らず、年齢別の搬送者発生状況では、30代や40代の人でも150人程度が搬送されています。
何より、時間に余裕を持った行動を…。寒い日に早起きするのはつらいですが、ケガするよりはよいですもんね。
(文・団子坂ゆみ/考務店)
本記事は以下ウェブサイトを参考にしています
ウインターライフ推進協議会
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