【牛タンチェーン】好調の「牛たん焼き 仙台辺見」、1,490円定食は「利久」より満足度◎のワケ

【牛タン 仙台辺見】行ってみた

 牛たん焼き 仙台辺見の店頭では、なぜかラーメンが推されていました。牛タン定食がメインかと思っていましたが、ラーメンも同じくらい力を入れているようです。牛タンとラーメンのセットメニューはびっくりなんですが、仙台ではよくあるのでしょうか?


牛タンとラーメンのセットも(写真:サイゾーウーマン)

 この店は元々、日本レストランシステムの運営する洋風レストラン「サロン卵と私」が入っていた場所が「仙台辺見」に置き換わった格好。そのせいか、内装が洋風で、プリンセスが使用するようなガーリーな椅子が並んでいました。和食の牛タンを食べる環境としてミスマッチさは否めません。

 テーブルの上には、メニュー表のほかイチ押しメニューとサービスディナーの案内が。今回は定番の上たんと牛たんスライスが食べられる「サービス牛たん定食」1,490円(税込)にしました。なお、とろろをつけると1,640円になります。


おすすめのメニュー(写真:サイゾーウーマン)

【牛たん焼き 仙台辺見】1,490円定食を実食

 数分で料理が運ばれました。

 定食の内容は、麦飯、浅漬け、テールスープ、上たん、牛たんスライス。


「サービス牛たん定食」1,490円(写真:サイゾーウーマン)

 上たんはしっかりした厚みがあります。

 実は、先月に人気チェーン「仙臺(せんだい)たんや利久」で食べたとき、ペラッペラな上に辺縁が黒焦げになっている上たんを提供されてショックを受けたばかり。値段も1,600~1,800円程度と安くなかったんですけどね。それ以前にも、利久で食べたたんは写真詐欺のことがありました。フードコートで食べてるせいなのか、たまたま私だけなのか……。

 上たんにまつわるそんな記憶から、今回も詐欺られても仕方ないと諦めていただけに、この厚みと焼き加減には喜びもひとしお!


きれいな焼き加減(写真:サイゾーウーマン)

 テールスープは、肉片ひとかけらとねぎが入ってました。味は胡椒がピリリときいた、至って普通のスープ。テールのうまみなどは感じられません。


テールスープ(写真:サイゾーウーマン)

 麦飯は、炊いてからやや時間がたっているような? ランチタイムとディナータイムの合間だったせいかもしれません。


麦飯(写真:サイゾーウーマン)

 上たんはしっかりした厚み。ほんのりしたピンク色が残る焼き加減です。

 食べてみると、歯ざわりも味もザ・上たん! 塩加減は肉のうまみに寄り添うちょうど良い塩梅です。


厚みがわかるように麦飯にのっけました(写真:サイゾーウーマン)

 この辛味噌がおいしくてよかったです。このままでも麦飯が進みますが、スライスのたんに乗っけて食べても◎。

 スライスのほうは下味があっさりめに感じたので、味噌との相性がよかったです。


辛味噌は酒が進む味(写真:サイゾーウーマン)

 スライスのたんは、歯ざわりよし。こちらもピンク色がほんのり残った焼き加減でバッチリです。


きれいな焼き色(写真:サイゾーウーマン)

 そのほか、浅漬けはあっさり味。刻み昆布が入っていたのが地味にうれしいポイントです。

 上たん4切れ、たん4切れでちょっと量が少ないかな? と心配もあったんですが、たんのほどよい噛み心地でおなかも膨れました。

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