皆さんは、厄介な客の対応に困った経験はありますか? 今回は「身勝手な理由で文句をつける迷惑客」にまつわる物語とその感想を紹介します。 ※この物語はフィクションです。
イラスト:モナ・リザの戯言
旅館のスタッフ
とある旅館のスタッフとして働く主人公。
厳しい女将に指導されながらも、仕事にやりがいを感じていました。
そんなある日、1組の大学生カップルが宿泊にやって来ます。
いつものように丁寧な接客を施す主人公でしたが…。
しばらくするとロビーから大騒ぎする男女の声が聞こえてきました。
主人公が様子を見に行くと、先ほどの大学生カップルがお酒を飲んで騒いでいたのです。
主人公が丁寧に注意すると、カップルは文句を言いながらもやめてくれたのですが…。
その日の晩
出典:モナ・リザの戯言
その晩、主人公が夕食を持っていくと、カップルは食事の紹介も聞かないまま食べ始めてしまいました。
すると食事を見た女性は「ちょっと!」と言って…。
「卵といくら食べられないんだけど」と文句を言ってきたのです。
女性の発言に「アレルギーでしたか、失礼いたしました」と慌てて謝罪する主人公。
しかし女性はアレルギーではなく、ただ好き嫌いで文句をつけていただけだったのです。
さらに、自分たちは一流企業に内定をもらったという理由で「それに相応しい接客をしなさい」と言い放った女性。
文句ばかりのカップルに主人公は疲れてしまうのでした。
配信: lamire