「老後の資産運用は注意が必要!?」両親の資産運用から見えた鉄則と伴うリスクは【体験談】

「老後の資産運用は注意が必要!?」両親の資産運用から見えた鉄則と伴うリスクは【体験談】

私の両親は「ザ・昭和の人」なので投資とは縁遠い存在でした。そんな両親が、あることがきっかけで資産運用を始めることになりました。

積立投資をスタート

私の両親が住んでいる地域でマンション建設計画が立ち上がり、土地と建物の売却話が入ってきました。両親が住んでいる実家も築50年以上の建物であり、今回の話は悪い話ではありませんでした。

早速売却したお金で、両親が住みやすい部屋を賃貸で借りることにしました。また土地を売却したお金は両親の老後資金となりましたが、現金のまま低金利の銀行口座に入れたままではもったいないので、すぐに使わないお金を「新NISA」を使って投資を始めることにしたのです。

私がファイナンシャルプランナー3級の資格を取得したこともあり、少しは投資の知識もあったので、両親に無理のない積立額で手数料が0.5%以下の投資信託商品を選び、投資を開始しました。

長期投資で10年から15年以上続ければ、資産がマイナスになるリスクは少なくなります。ポイントはすぐに使わないお金で長期の積立投資をすることが投資を成功させる秘訣です。投資した商品は順調にプラスに成長していきました。

銀行からおすすめされた投資商品

ある日、母親から「銀行からおすすめされた投資商品を合計200万円買ったよ」と衝撃の連絡を受けました。どうして買ったのかと聞くと、「いつもお世話になっているから」ということでした。

母親が買った投資信託を確認すると手数料1.5%以上の商品を、200万一括で購入していました。すでに契約は成立しており、その商品の投資状況を見るとマイナスの一途をたどっています。なぜ買う前に相談してくれなかったのか。今でもこの投資商品の扱いに困っています。

関連記事: