浄化の儀式で、まずは心を整える
足を温めて、いよいよ施術に入ります。と思いきや、四角い木箱が登場。これは「唐櫃(からひつ)」といい、中には切麻(きりぬさ)という小さな紙吹雪のような紙が入っています。トリートメントの前に、過去や最近あった悪いことを追い払い、これからの悪いことを防ぐ、浄化の儀式を行います。
私もいろいろと思い浮かべながら、切麻をえいっと肩の後ろへ3回投げました。最後に、まろやかな味のする伏見の湧水を飲んで儀式は完了です。不思議と体が清められた感覚に。そして、お部屋を清めるために水引きでできたドアチャームをかけて、ついに施術が始まります。
「ティンシャ」の透き通る音色に、心癒される
施術は小さなシンバルのような形の「ティンシャ」と呼ばれる、ヒーリングツールの音色を聞くことからスタート。静寂で厳かな空気の中、透き通る音色に集中できるので雑念をかき消してスッキリさせてくれます。
毎日バタバタと過ごす中、音色だけに集中する時間はなかなか持てないので、こんなにも音色に癒されるとは驚きです。だんだんと心が整っていき、施術を受ける前の体も気持ちも準備はばっちりです。
配信: OZmall