見直したい固定費7:趣味・娯楽に関する費用
【見直しポイント】
・新聞は本当に必要か
・動画配信や音楽配信、花や菓子など、加入しているサブスクで利用していないものはないか
・ファンクラブやYouTubeメンバーシップ、ニュースサイト、リゾート会員など会員料がかさんでいないか
私たちの生活には、定額料金を支払って商品やサービスを利用するサブスクがたくさんあります。新聞もそうですし、動画配信や音楽配信、花や菓子などの定期購入もサブスクです。
サブスクは習慣になりやすいので、それほど必要でなくなっても惰性で続けてしまいがち。加入しているものが本当に必要か、今一度洗い出してみましょう。
また、加入したつもりがないのに、クレジットカードからの引き落としが続いている可能性がありますので、毎月チェックをして、記憶のない利用についてはクレジットカード会社に問い合わせをしてみるのも一案です。
見直したい固定費8:そのほかクレジットカード年会費やおこづかいなど
【見直しポイント】
・年会費がかかるクレジットカードやETCカードは本当に必要なのか
・すべて見直してさらに節約が必要なときだけ、おこづかいの金額の見直しも
クレジットカードやETCカードの年会費は、1つ1つは安くても数年払い続ければ大きい金額に。会員費無料のカードでこと足りるなら、今すぐ解約の手続きをしましょう。
おこづかいも一応固定費ですが、これを親の都合で上げ下げするのはできる限り避けたいところ。通信費や家の費用、サブスクなどを徹底的に見直し、そのうえでどうしても生活費を捻出する必要があるというときだけ、パートナーや子どもと相談しながら見直しましょう。
新年度は始まったばかり。このタイミングでしっかり固定費を見直し、やりくりしやすくしていきましょう。
教えてくれたのは・・・
丸山晴美さん
22歳の時に節約に目覚め、1年で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニ店長などを経て2001年、節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザーなどの資格を取得。身の回りの節約術やライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどを、テレビやラジオ、雑誌、講演などで行なっている。著書は「シングルママの『お金に困らない』本」(徳間書店)、「50代から知っておきたい!年金生活の不安、解消します」(共著)(幻冬舎)、「お金を活かす ハッピーエンディングノート」(東京新聞)「節約家計ノート2024」(東京新聞)steady.特別編集「知識ゼロでもまるっとわかるお金の基本」(宝島社)など多数。
構成/サンキュ!編集部
配信: サンキュ!
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