柳川藩主立花邸 御花が、「松濤園」ライトアップのためのクラファンに挑戦中!

福岡県柳川市にある柳川藩主立花邸 御花(以下、御花)は、クラウドファンディングサービス・READYFORにて、4月23日(火)~6月18日(火)23:00迄の期間、国指定名勝 立花氏庭園「松濤園」のライトアップのためのプロジェクトを実施中だ。

宿泊棟のリニューアル予定の御花

御花は、文化財とは、その時代に生きる人たちの日々の営みと共にあり続けること、心を動かし続けることに意味があると考えている。

同社は、料亭旅館創業75年を迎えるにあたり、2025年に宿泊棟のリニューアルを予定しており、宿泊棟休業の期間に、国指定名勝 立花氏庭園「松濤園」の魅力を最大限に引き出すライトアップづくりを目指して、文化財の魅力を多くの人に知ってもらう取り組みをスタートした。

「松濤園」だからこそ生み出せる夜の美しさ

現在のライトアップ

「松濤園」のライトアップは以前から行われていたが、長年の雨による土壌侵食や経年劣化により、御居間の前のライトが点灯しない、上図のオレンジの丸印などの箇所は元々ライトの設置がなく、本来持っている美しい情景を映し出せていないことに大きな課題を感じていたそう。

今回のクラウドファンディングでは、「松濤園」の本質的な価値を見直し、「文化財の魅力を最大限に引き出すライトアップにしたい」「文化財の尊さを一緒に体感してほしい」という想いのもと、照明デザイナーの協力も得ながら、「松濤園」だからこそ生み出せる夜の美しさを楽しめるようなライトアップを実現していきたいと同社は考えている。

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