宇宙飛行士も食べたうなぎの蒲焼
日本初のうなぎの宇宙食「スペースうなぎ」が、一般向けに販売開始!地上でも手軽に食べられるようになりました。
実際に国際宇宙ステーションに届けられ、古川聡宇宙飛行士も食べたという本商品。一体どんな商品なのか、実際に食べて気になる味わいを紹介します。
スペースうなぎの開発背景
スペースうなぎを開発したのは、長野県岡谷市にある人気のうなぎ料理店「やなのうなぎ観光荘」。古川宇宙飛行士の「宇宙でウナギの蒲焼を食べたい」という言葉がきっかけとなり、開発に乗り出したそう。
加圧加熱殺菌によるレトルト化や保存試験などを経て、常温による長期保存を実現。昨年、JAXA(宇宙航空研究開発機構)にて「宇宙日本食」の認証を受けた、正真正銘の宇宙食ですよ。
JAXAが認定した「スペースうなぎ」
宇宙感あふれるパッケージが目を引く本商品。やなのうなぎ観光荘のオリジナル国産うなぎ「シルクうなぎ」を使用した、レトルトタイプのうなぎの蒲焼です。
お店と同じく蒸さずに香ばしく焼き上げ、甘めのタレで仕上げられています。
宇宙でも食べやすいよう、パウチを開けたらそのまま食べられるのがポイント。自宅ならレンジやフライパンで温めてもおいしくいただけますよ。
常温で1年以上保存できるので、キャンプや登山などのアウトドアシーンにはもちろん、非常食として防災リュックに入れておくのも良さそうです。
脂の旨みと香ばしさが秀逸
開封すると、食べやすくカットされたうなぎの蒲焼が4切れ入っていました。宇宙飛行士になった気分で、まずはそのままひと口。
うなぎはほろりとしたやわらかさで、濃厚な脂の旨みと香ばしい風味が絶品。たれの味は控えめですが、うなぎ本来のおいしさが際立ち白米が恋しくなる味わいです。
正直、宇宙食というと「栄養面や保存性が重視され味はイマイチ」なイメージでしたが、「スペースうなぎ」は期待以上に本格的な味わいで「本当に宇宙食?」と思ってしまうほど。
実際に宇宙空間で食べた古川宇宙飛行士も、さぞ驚いたのではないでしょうか……?
配信: macaroni