肩こりや五十肩など肩の治療迷子になっている人へ。肩専門医の初出版書籍が重版決定!

BIGS代表である整形外科医・歌島大輔氏の初出版書籍『肩こり・五十肩・腱板断裂 肩の痛みがよくなるすごい方法 名医が教える痛みの正体と治し方』が、発売から12日目にして重版決定した。

同書は、肩専門に診察・手術を行うフリーランス整形外科医が「肩こりが酷い、肩が痛くて上がらない、回らない」という悩みを持つ人に向けて、わかりやすい解説とともに「うちわをあおぐだけ」という簡単なエクササイズなどを提案している。

発売早々に重版決定した社会背景

厚生労働省によると、多くの身体の悩みの中で「肩こりの有訴者率(症状のある人の割合)」は、女性で1位、男性で2位になっている。40~50代になれば、急に肩が痛くなり上がらなくなる「五十肩(四十肩)」になりやすくなり、60代からは肩関節と筋肉をつなぐ腱(腱板)が断裂する「腱板断裂(けんばんだんれつ)」が増える。肩の痛みは、世代を問わない「日本人の国民病」ともいえる。

多くの治療院(接骨院・整体院・鍼灸院・マッサージ院など)や整形外科では肩の治療をしているが、歌島医師をはじめとする、ごく少数の肩を専門とする整形外科医が持つ最新の知識や知見は、治療家や一般整形外科医に十分に普及しているとはいえないのが現状だという。その結果、肩で悩む患者の中には、適切な肩の治療が受けられない「治療迷子」と呼ばれる状態に陥っている人が多いのだそう。

肩専門医が一般向けにわかりやすく書いた同書が支持されるのは、このような社会背景があると、BIGSは分析している。

肩の治療迷子になっている人への道しるべ

肩の「治療迷子」になってしまう要因は、大きく2つあるという。

1つめは、「肩こり・五十肩・腱板断裂」という肩の悩みの3大原因に対する最新の知識が不足していること。この最新かつ医学的根拠がある知識を、わかりやすさにこだわって解説したのが『肩こり・五十肩・腱板断裂 肩の痛みがよくなるすごい方法 名医が教える痛みの正体と治し方』だ。

2つめは、肩の治療に必要なエクササイズを継続できないこと。肩はインナーマッスルという筋肉がとても重要な働きをしている。そのインナーマッスルを刺激するエクササイズが治療において大切になるが、多くの人にとって、それを継続することが難しい課題になっている。そこで、同書では「うちわあおぎ」というとても簡単で継続しやすいエクササイズを提案。「うちわあおぎ」はうちわに限らず、扇子やクリアファイル、下敷きなど、あおげる物であれば代用可能だという。

同書の内容は、「はじめに」、

「第1章/知っておきたい! 肩痛の新常識」、

「第3章/肩の痛みを解消する『1分肩トレ』」などとなっている。

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