「学校あんまり好きじゃない」日常に困難があった小1娘が、心の中に隠していた不安

「学校あんまり好きじゃない」日常に困難があった小1娘が、心の中に隠していた不安

子どもの発達について、はちみつこ(@hachi_mitsu89)さんが描くエピソード漫画をご紹介します。はちみつこさんの友人で主人公りっちゃんは、子どものちいちゃんの発達について心配になりますが、夫に「発達障がいじゃないと」断言され、診断は受けないまま時がたちます。そしてちいちゃんが小学生になり、初めての先生との個人懇談で止まっていた問題が動き出します。学校で先生との個人懇談をした際、見せられたちいちゃんの白紙の答案用紙。担任からちいちゃんの様子を聞いたりっちゃんは、5歳児健診に行かなかったことを後悔しました。『5歳娘の発達に向き合った話』第12話をごらんください。

©hachi_mitsu89

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自分だけわかっていないと苦悩を抱えながら、あまり好きではない学校に通っていたちいちゃんにとても心が痛くなりました。

やっと胸の内をりっちゃんに明かせてよかったです。でも「パパには言わないで」という言葉が気になりますね。

子どもを理解し、適切な支援を受けるために

Ⓒhachi_mitsu89

子どもの発達について指摘を受けると、親としては焦る気持ちになりますよね。わが子の発達にほかの子どもと異なる点が多かったり、発達障害の特徴に当てはまったりしても、つい「考えすぎだろう」「いずれ他の子に追いつくはず」と考えてしまうことはありませんか。

発達検査を受ける意義は、決して「この子には障害がある」というレッテルを貼ることではありません。わが子にとって世界がどんな風に見えているか理解しながら、その子自身が必要としている支援やサービスにつながることに意味があります。

診断を受けて適切な支援を受けることで、発達障害のある子どもの生活上の支障は減らすことができます。しかし「うちの子は発達障害じゃない」「支援がなくてもしつけで追いつける」などと誤った見通しや期待を持つと、親子ともに苦しむ結果になりかねません。

子どもの発達障害には専門家がいます。「わが子のことは親が一番知っているはず」と思っても、子どもにとって必要な支援や成長に合わせた声かけなどの知識を得るなら、専門家の力が必要になるでしょう。早めにプロに相談し、知恵を借りることは、親にとっても子にとっても大切なことですね。

記事作成: ママリ編集部

(配信元: ママリ

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